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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科28巻7号

1974年08月発行

文献概要

症例

胃癌を原発巣とする転移性子宮頸癌の1例

著者: 植田国昭1 松田昭夫1

所属機関: 1長野赤十字病院産婦人科

ページ範囲:P.541 - P.543

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 骨盤外の臓器に原発した癌が,子宮に転移することは稀なことである。1941年Characheは,それまでに報告された症例に自験例を加えて59例を報告した。それによると原発巣が乳房34例,胃14,肺3,腎2,胸膜,肝,膵,胆のうがおのおの1となつている。それ以後Williams(1945),Stein (1949),Reidenberg (1951),Boysenら(1951),Cruz (1954),Wallachら(1959),Pomeranceら(1962),Esposito (1965),Brandt (1967)の報告がある。
 このうちEspositoは,それまでの症例78例を集計し,原発巣が乳房41例,胃23,肺4,腎2,膵2,S字結腸2,横行結腸1,直腸S字結腸1,肝1,胆のう1であると述べている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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