icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科29巻1号

1975年01月発行

年間テーマ--診断から治療へ 出血

止血法および止血剤の使い方

著者: 相馬広明1 吉田啓治1

所属機関: 1東京医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.53 - P.58

文献概要

 産婦人科医にとつて外来診察でも,あるいは手術時,分娩に際しても常に接するのは出血である。とくに手術中や分娩時に突如として遭遇する大出血に対して,胆を冷やさなかつた医師はいないと思う。止血の要点はあわてずに落着いて,出血部位を適確にとらえて対処すれば止血することは判つていても,とどまることを知らない血液の湧出をみては,その判断や処置に戸惑うと考えたい。しかしその中にあつてこの緊急時を切り抜けるのは,冷静に正しい止血法を即座に応用することであろうと思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら