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特集 産婦人科手術のポイント
III.麻酔と輸液・輸血
文献概要
麻酔方法選択の原則
婦人科領域の手術,処置,検査の麻酔を行なう際には,麻酔法の種類の選択はあまりない。対象は主として骨盤腔内臓器に限られているからである。全身麻酔か,局所麻酔かいずれを選択するかの決定は,あくまでも,患者固有の状態によつてきめられるべきであつて,同時に,その患者にもつとも適当な麻酔剤を使用すべきである。技術的因子,環境的因子は2次的な問題である。
婦人科領域の手術,処置,検査の麻酔を行なう際には,麻酔法の種類の選択はあまりない。対象は主として骨盤腔内臓器に限られているからである。全身麻酔か,局所麻酔かいずれを選択するかの決定は,あくまでも,患者固有の状態によつてきめられるべきであつて,同時に,その患者にもつとも適当な麻酔剤を使用すべきである。技術的因子,環境的因子は2次的な問題である。
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