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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科29巻12号

1975年12月発行

文献概要

特集 産婦人科手術のポイント IV.手術の適応と術式の選択

腹式か腟式か

著者: 西村敏雄1 松浦俊平1

所属機関: 1京都大

ページ範囲:P.916 - P.917

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 内性器に腹式開腹術によつてのみでなく,経腟的アプローチも可能なことは婦人科手術の特色であるが,しかし腹式開腹術が婦人科開腹手術のほぼ全般に適用し得るのに対し,腟式開腹術は一定の要約を持つた一部の場合に限られる。腟式開腹術を行なうためには,局所解剖学に基づいた一定の習熟と経験とが必要であり,また熟練からくる術者の好みが腟式を選ばせる一つの動機となることも否定できないが,このような問題はさておき,腟式手術の適応,これを選択するにあたつての条件などについて考えてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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