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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科29巻12号

1975年12月発行

特集 産婦人科手術のポイント

IV.手術の適応と術式の選択

子宮腟部ビランの治療法の選択

著者: 川上博1

所属機関: 1元:東京女子医大

ページ範囲:P.928 - P.929

文献概要

 Estrogenに対する頸管粘膜の反応は個人的に大きな差があるが,感受性が強いものでは頸管粘膜は高度の皺襞を形成し,さらに外子宮口を越して子宮腟部の表面まで拡大する。これが子宮腟部ビランである。
 このような粘膜の増殖は粘膜皺襞(ビラン腺)を形成して子宮頸管壁ならびに子宮腔部実質内に侵入し,遂には頸管炎を併発するようになる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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