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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科29巻12号

1975年12月発行

特集 産婦人科手術のポイント

V.手術手技--婦人科

卵巣悪性腫瘍の手術

著者: 加藤俊1 薬師寺道明1

所属機関: 1久留米大

ページ範囲:P.966 - P.967

文献概要

開腹時所見のみ方
 1.腹腔内所見の把握
 癒着はすべての卵巣腫瘍におこり得るが,その頻度,癒着の状態は各腫瘍の種類によつて差があるので,それらに関する認識も必要である。その頻度は, 1)良性群,中間群,悪性群の順に癒着の発現率が高い。 2)腫瘍の類別では原発性癌がもつとも高く,次に続発性癌,肉腫の順で,転移性癌は悪性群としては低い。 3)癒着部位は大網膜,骨盤底,腸管,腹壁,子宮,膀胱の順に多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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