文献詳細
特集 産婦人科手術のポイント
V.手術手技--婦人科
文献概要
骨盤内性器が正常な位置を保持するのは,主として骨盤底を形成する諸筋の働きによるもので,その機能不全,形態異常を矯正するのが性器脱垂手術の原理であり,この脱垂を助けている子宮の位置異常,結合織の断裂などの矯正も併せて行なうものである。いいかえれば性器裂口の閉鎖不全に対する成形手術である。主な術式としては次のようで,適応によりそれぞれの術式が選ばれる。
1.前腟形成術 (1)前腟縫合術 (2)膀胱腟中隔縫合術 2.腟会陰成形術 (1)腟会陰縫合術 (2)直腸腟中隔縫合術 3.骨盤底成形術(肛門挙筋縫合術) 4.膀胱腟間子宮挿置術 5.中央腟閉鎖術 6.付帯的手術 (1)子宮前転固定術 (2)子宮頸・腟部切断術 以下これらの手術の主要なものについて,解剖学的な解説と手技のポイントを述べる。
1.前腟形成術 (1)前腟縫合術 (2)膀胱腟中隔縫合術 2.腟会陰成形術 (1)腟会陰縫合術 (2)直腸腟中隔縫合術 3.骨盤底成形術(肛門挙筋縫合術) 4.膀胱腟間子宮挿置術 5.中央腟閉鎖術 6.付帯的手術 (1)子宮前転固定術 (2)子宮頸・腟部切断術 以下これらの手術の主要なものについて,解剖学的な解説と手技のポイントを述べる。
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