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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科29巻12号

1975年12月発行

特集 産婦人科手術のポイント

VII.手術手技--境界領域

虫垂切除術

著者: 信田重光1

所属機関: 1獨協医科大外科

ページ範囲:P.1054 - P.1055

文献概要

 婦人科医が虫垂切除術を行なう時は,おそらく①婦人科系疾患に急性虫垂炎が合併している時,②婦人科系疾患(特に右卵巣嚢腫頸捻転,または右卵管破裂など)と急性虫垂炎が鑑別困難であつた時,③妊娠中に急性虫垂炎が合併した場合,または,④他疾患で開腹手術を行なつた時に,患者の希望,または何らかの理由で虫垂切除を行なうことなどが考えられる。
 したがつて皮膚切開は前記3を除いては下腹部正中切開,または下腹部横切開の場合が多いであろう。本稿ではこれらのことを念頭において,一応,外科で行なつている虫垂切除術の手技について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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