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特集 産婦人科手術のポイント VII.手術手技--境界領域
腸の手術
著者: 信田重光1
所属機関: 1獨協医科大外科
ページ範囲:P.1056 - P.1057
文献購入ページに移動 婦人科系で腸の手術が行なわれる場合は,①婦人科系疾患(特に腫瘍)で腸に浸潤性または高度に癒着している場合,②婦人科系疾患の診断で開腹したら女性性器附近の腸の腫瘍(たとえば空腸平滑筋腫など)が存在していた場合などであろう。 この場合,多くは下腹部正中切開で開腹されていると考える。したがつてもし視野が十分に得られない時には,皮膚切開を,臍の左側をまわつて上腹部に延長して差支えない。
腸の手術は数多くあるので,まず手術手技の基本的な注意から腸手術のアウトラインを述べる。
腸の手術は数多くあるので,まず手術手技の基本的な注意から腸手術のアウトラインを述べる。
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