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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科29巻12号

1975年12月発行

文献概要

特集 産婦人科手術のポイント VII.手術手技--境界領域

腸の手術

著者: 信田重光1

所属機関: 1獨協医科大外科

ページ範囲:P.1056 - P.1057

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 婦人科系で腸の手術が行なわれる場合は,①婦人科系疾患(特に腫瘍)で腸に浸潤性または高度に癒着している場合,②婦人科系疾患の診断で開腹したら女性性器附近の腸の腫瘍(たとえば空腸平滑筋腫など)が存在していた場合などであろう。 この場合,多くは下腹部正中切開で開腹されていると考える。したがつてもし視野が十分に得られない時には,皮膚切開を,臍の左側をまわつて上腹部に延長して差支えない。
 腸の手術は数多くあるので,まず手術手技の基本的な注意から腸手術のアウトラインを述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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