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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科29巻3号

1975年03月発行

原著

妊娠末期の自然収縮波およびoxytocin prostaglandin投与時の胎児心拍変動と予後

著者: 千村哲朗1

所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.223 - P.226

文献概要

 Latent fetal distressの早期診断法はきわめて重要であるが,胎児・胎盤機能不全の検査法の中で,母体に各種薬物を負荷し,その結果出現する胎児心拍変動patternをもつて胎児・胎盤機能の指標とする方法がある。
 負荷物質として子宮胎盤血流量の減少を起こすneosynephrine, oxytocin,胎児頻脈を起こすatropine(vagal blocker)などが臨床的に検討されてきたが,後者に関する成績では胎盤機能検査としての価値は否定的である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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