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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科29巻4号

1975年04月発行

雑誌目次

指標

性教育に関するメモ

著者: 山田文夫

ページ範囲:P.245 - P.250

I.性教育とは
 性教育とは,文字通り解すれば性や性現象にかんする教育であるが,それは単なる性器の解剖・生理を教育したり,あるいは性被害の防止を教育したりするにとどまるものではない。しかも人間の性についての教育であるから,植物のような他律的なものにたとうべくもない。また人間のみのもつ高等感情である愛の問題も介在するゆえ,動物の性現象を例にひくような教育であつてはいけない。性や性現象を通して人生哲学を教え,人間をとうやする人間教育こそが,真の性教育なのである。
 従来人間の生活の3大要素として衣・食・住があげられているが筆者はこれに性を入れ衣・食・住・性が人生の要素と考えている。性教育は人生において大きな分野に関するものであることをここに強調したい。

年間テーマ--診断から治療へ 体温の異常

体温とは

著者: 吉植庄平

ページ範囲:P.251 - P.255

 「体温とは」という,きわめて理解し易いような,しかし表現としてきわめてむずかしい内容の課題を与えられたので,臨床にたずさわつている立場からできるだけ平易にのべてみたいと思う。

婦人と体温

著者: 松田正二 ,   田中俊誠

ページ範囲:P.257 - P.260

 婦人と体温ということに関して,特異なことは,性周期ならびに妊娠初期における基礎体温(BBT)の変動である。しかも,この現象が日常の産婦人科臨床において重要な検査項目となつているばかりでなく,今や一般婦人の間で受胎調節ないし自分の健康管理に利用されている。したがつて,BBTに関しては既にコンクリートな現象として日常的に利用され,ここに改めて新しい知見を加筆することはない。
 本稿では,以前に私どもの行つた成績の一部とBBT変動の機序に関してその概要を述べることにする。

術後感染症と発熱

著者: 杉本修 ,   市川文雄 ,   高山保守 ,   仮野隆司 ,   佐野隆

ページ範囲:P.261 - P.265

 体温の異常上昇,すなわち発熱は発熱物質(pyrogen)が体温調節中枢(視床前野および前視床下部領域)に作用して,そのsetting pointが高い位置に移動したために起こつてくると考えられている(吉利1973,中山1973)。術後の発熱は感染症の併発を知る最初の手がかりとして重視せねばならないが,体液喪失による脱水状態,広汎な手術野の損傷,壊死組織の融解吸収,輸血の副作用,内分泌代謝の急性失調などの無菌状態においても発生する場合があることを忘れるわけにはいかない。また感染が推測できても,それが手術あるいは麻酔操作に直接関係ある領域に起こつたものか,術後衰弱に乗じて偶発したものかについて慎重な検討が必要である。
 最近では皮膚や器械の消毒法が完備し,術中術後の管理が組織化され,かつ予防的化学療法が十分行われるようになつてきているので,術後感染症の発生そのものが減少してきており,熱発の時期的推移や熱型から病態を推測することははなはだむつかしくなつてきている。しかしながら,発熱は感染症の発生や経過を追跡するうえにもつとも重要な指標になることは依然として変りない。術後の発熱患者に遭遇した場合,いかにしてその原因を探りだし,対策を構じればよいか簡単に述べたいと考える。

尿路感染症と発熱

著者: 石神襄次

ページ範囲:P.267 - P.270

 一般に感染症に体温の上昇は必発の症状のごとく感じられがちであるが,罹患臓器によつてその様相は一様ではない。
 尿路感染症もその例外ではなく,腎盂腎炎を主体とする上部尿路感染と膀胱炎を主体とする下部尿路感染では発熱の状態に明らかな差が認められる。さらに上部尿路感染症においてもその症状の経過によつて発熱の程度,有無は敏感に変化するものである。換言すれば,患者の発熱の経過を精細に観察することにより,ある程度その診断,対策,治療も可能となりうるということができよう。

性器炎症性疾患と発熱

著者: 高田道夫

ページ範囲:P.271 - P.277

 微熱であれ,高熱であれ,発熱,それは身体異常のsignalであり,医師はこの警告を指標として疾患を追求するが,その原因,あるいは病巣部位を的確につかみえない場合も稀ではない。ここでは性器炎症性疾患を中心に,どのような発熱原因があるのか,さらに個々の疾患と発熱との関連性はどうなのか,その対策はいかにすべきかといつた諸点についてのべる。

産後の発熱

著者: 椹木勇 ,   鈴木康雄 ,   木下道雄

ページ範囲:P.279 - P.287

 産褥における発熱といえばすぐに念頭にうかぶことは妊娠中毒症,出血とともに妊産婦の3大死亡原因のひとつである産褥熱であり,それに続く敗血症であつた。しかし,化学療法剤や抗生物質の出現はこの概念を全く変えてしまつて,現在では重篤な産褥感染症にはほとんど遭遇しなくなつている。このことは,妊産婦の死亡率の変遷をみても明らかであり,表1のごとく,その死亡率自体も著減しているが,その中でも感染症の占めている割合が表2のようにごくわずかとなつている。
 わが国において,その妊産婦死亡率は欧米の先進諸国に比して,なお著しく高率ではあるが,その問題はさておくとして,表3の示すように,昭和8年には感染死が7.1であつたものが,昭和15年には3.9となり,抗生物質が広く使用され始めた昭和25年にはさらに1.5と激減し,昭和47年にはわずかに0.2にすぎない。

新生児の体温の異常

著者: 安達寿夫

ページ範囲:P.289 - P.291

 新生児の体温異常の限界は一般に38℃以上を発熱,35℃以下を低体温とされており,以前の参考書には発熱のほうだけ詳しく述べられており,低体温のほうは高度未熟児や皮膚硬化性浮腫症に伴い易いという程度に簡単に述べられてきた。ところが,1960年ころから新生児寒冷傷害neonatal cold injuryを一つの疾患名として症例をまとめた報告がしばしばみうけられるようになり,筆者らの経験でも予後の悪い点では発熱を認める児よりも重要であり,しかも年々発熱児が減少してきたのに対し低体温による傷害児が頻度の上でも目立つてきたように思われる。
 チアノーゼ,けいれん,元気不良,哺乳力不良などがあつて東北大医学部付属病院周産母子部に救急診療を求めて来訪する新生児のなかに,結局は低体温のためだつたと考えられる例がかなりみられる。大半の産婦人科医院には保育器もあり,分娩室の保温設備もととのつてきたのにそんなことが,とも考えられるが,夜間の保温とか,出生後沐浴などの処置中の保温に対する注意など,やはり低体温に対する配慮がまだ不十分なところも少なくない。この点欧米の産科施設では新生児を裸で処置するようなところにはすべて上から赤外線ヒーターの輻射熱をあてられるようになつているところが多い。

境界領域からみた婦人の発熱--熱型診断とその対策

内科から

著者: 入交昭一郎

ページ範囲:P.293 - P.295

 発熱は内科的疾患においてもつともよくみられる症状であるが,また一方では,原因不明の発熱としてその原因疾患をつきとめることがしばしば困難な代表的症状の一つでもある。
 発熱を主訴とした疾患をみた場合,一般には慎重な問診と診察,熱型,そしてroutineの諸検査成績とを総合していくつかの疾患群をえらび出し,さらにその中で可能性の強いものから順に特殊検査や,内科以外の各科的な検索を行つて診断を確定していくが,女性の場合,婦人科的な検索はとくに重要なものとされている。

泌尿器科から

著者: 小川秋実

ページ範囲:P.295 - P.297

 婦人の発熱の原因となる尿路疾患としては,急性腎盂腎炎(慢性腎盂腎炎の急性増悪を含む),尿路結核,腎カルブンケル,腎乳頭壊死,腎周囲膿瘍,膀胱周囲膿瘍などの尿路感染症と尿路悪性腫瘍(腫瘍熱)がある。このうち発熱の原因としては急性腎盂腎炎が圧倒的に多く,他は稀である。しかし婦人の尿路結核の半数近くは急性腎盂腎炎の症状を呈するので注意を要する。なお,膀胱炎のみでは発熱しない。

小児科から

著者: 国分義行

ページ範囲:P.297 - P.300

 小児は年少で幼弱なものほど体温の調節機構が未発達であり,熱産生と熱放散のバランスがくずれやすく体温も動揺しやすい。これは視床下部の体温中枢の機能が未発達のこと,成人に比較して体表面積が比較的大きいこと,筋肉層や脂肪層が薄弱なこと,および未熟児などではことに汗腺の発達が不十分であることなどが関係している。熱放散には皮膚面よりの伝導および輻射と不感蒸泄が大事な役割を演じているが,大体呼吸から1/3,皮膚表面から2/3が蒸泄するといわれ,汗1gについて0.58カロリーの蒸発熱を放散するといわれる。乳児では直腸温が体温の標準として測られるが,腋窩温はこれより0.3〜0.6℃,舌下温は0.2〜0.3℃低値を示す。生後2年までは一般に1日内の体温の動揺は少ない。これは母乳栄養児に限らず,人工栄養児の場合でも健康乳児であればこの傾向がよくみられる。

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臨婦産相談室

著者: 川島吉良

ページ範囲:P.276 - P.277

 【質問】子宮内膜症診断のコツについて,また,どこまで診断が可能かお教え下さい。
【解答】
 子宮内膜症は子宮内膜と同様の組織が本来の場所から離れた異所に増生するために生ずる病態をいい,子宮体部筋層内に発生する内性子宮内膜症または腺筋症と,それ以外に発生する外性子宮内膜症とに大別されます。臨床上多くの問題をもつものは後者で,その主な発生部位は卵巣,卵管,子宮靱帯,腸管,膀胱などの骨盤内諸臓器および漿膜面です。

臨床メモ

IUDと付属器炎

著者: 竹内久弥

ページ範囲:P.300 - P.300

 欧米における発達と普及,わが国での公式使用許可と,これからのIUDの利用はますます盛んになるものと思われる。それに伴つてIUD装着による種々の副障害も徐々にクローズアップされてくるであろうが,今回は付属器炎との関係についての報告のひとつを紹介する。
 イスラエル,テルアビブ大のJ.A.Goldman (Contraception 8,521,1974)はIUD装着に合併した8例の感染性卵巣のう腫を経験しているという。その1例はIUD装着前から卵巣のう腫の存在を承知しており,装着1年後に発熱と腹痛を症状とした卵巣のう腫の細菌感染と茎捻転を起こし,開腹手術が行われた。また,他の1例はIUD装着後9カ月で発熱と腹痛があり,卵巣のう腫を思わせる腫瘤を触知したので,経腟的に穿刺が施行されて膿が吸引されたため,抗生物質を投与して開腹した。次の例も同様にIUD装着後7ヵ月で高熱と腹痛を訴え,開腹により破裂した卵巣のう腫とダグラス窩への膿の貯留が認められたという。これらの例ではIUDの種類は異つており,特定のIUDに起こりやすいようには見えない。興味深いことは卵巣のう腫内とIUDからは全く同一種の細菌が検出されていることであろう。

連載 リプロダクション講座・4

胎盤と胎児付属物の形成

著者: 山口龍二

ページ範囲:P.303 - P.309

 長い進化の歴史の中で,有性生殖をいとなむ動物はみずからの生命の継承者である受精卵を,その孵化に至るまで,間に種々の進化の差はあるにせよ,母体との直接の接触なしに発育させ世に送り出す方法をとつてきた。この意味で有胎盤類の出現は動物の進化の歴史の上でまさに画期的なものであつたといえよう。しかし,母体内で胎盤によつて妊卵を育てることについては,母児間の免疫学的妥協,栄養補給,成熟した妊卵の娩出,その他の面で多くの困難な問題を抱えており,おそらくはかり知れないほどの試行錯誤を経て,現在進化の頂点にある霊長類の胎盤にまで発展してきたものと考えられる。本稿においてはそのような意味からヒトにおける胎盤形成の過程についての概略を解説してみたい。

トピックス

血清肝炎のsexual transmission

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.309 - P.309

 最近,職業病の一つとしての血清肝炎が注目されてきている。すなわち,医師・看護婦の他にも,臨床検査技師,血液透析をする人,血漿分析に従事する人びとに,血清肝炎が多く見出され,その対策に苦慮している1,2)
 この血清肝炎は血清中にAustralia抗原が見出されて以来,その因果関係が論ぜられてきたが,本症の感染には分娩時に母体より児へと感染するものの他に,汚染された血液の輸血や注射針による感染が従来より指摘されてきていた。これだけによると,直接または間接的に血液との接触をもたない人びとへの血清肝炎感染への説明が困難であつたが,糞便や尿中にもAustralia抗原の存在することが判明し,これらを通して経口感染の可能性が指摘され,広範囲の感染が考えられるようになつた。一方,血液の混入しない唾液中にもAustralia抗原が存在することから,oral-oral transmissionが,月経血・腟粘液中や精液中にも見出されたことより,性交による感染も推定されるようになつた。

症例

先天性副腎性器症候群における性機能回復の1例

著者: 森淳躬 ,   三浦清巒 ,   田川博之 ,   石丸忠之 ,   山辺徹

ページ範囲:P.313 - P.317

 先天性副腎過形成は副腎におけるステロイド生合成に関与する酵素の先天的欠乏により生じる病変であるが,その欠乏する酵素の種類によつて臨床症状も異なつている。その中で最も多くみられるのは,21—OH-lase障害によるものである。一般に先天性副腎性器症候群(AGS)において大切なことは生下時における外陰奇形の発見である。とくに女児では,本症による外性器奇形は生下時よりみられることが多いので,注意して観察し,奇形を認めたならば,まず本症を疑うべきである。このような早期診断によつて早期に治療を開始することにより男化徴候を未然に防ぐことが可能である。また思春期以後にはじめて本症がみいだされた場合はcortico-steroid投与により正常性周期に導き,さらに妊娠,分娩まで管理する必要がある。わが国においてはAGSにおける妊娠,出産症例の報告はきわめて少ない。
 私どもは21—OH-lase不全によるAGSの患者において,治療により排卵せしめ得た1例を経験したので報告するとともに,若干の考察を加えたい。

薬の臨床

Prostaglandin F2αの分娩誘発効果

著者: 印南正敏 ,   王林淳淳 ,   堀部尚志 ,   江上大典 ,   加藤義徳

ページ範囲:P.319 - P.321

 Prostaglandin (以下PGと略す)の子宮筋に及ぼす影響は,1930年KurzrockおよびLiebによつて初めて発見され記載され,1935年,von EulerによりPGと命名され,1969年Karimによつて産科臨床実験が行われ35例中33例の分娩誘発に成功した。以後PGによる分娩誘発効果が逐次発表され,また昭和49年3月28日には第26回日本産科婦人科学会総会にて,PGの基礎と臨床なるシンポジウムが行われ,詳細な研究結果が発表されている。
 われわれも昭和49年1月から主として予定日超過,前期破水の妊婦に陣痛誘発を目的としてPGを使用しその検討を試みたので報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

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今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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