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文献概要
年間テーマ--診断から治療へ 体温の異常 境界領域からみた婦人の発熱--熱型診断とその対策
内科から
著者: 入交昭一郎1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部内科学教室
ページ範囲:P.293 - P.295
文献購入ページに移動 発熱は内科的疾患においてもつともよくみられる症状であるが,また一方では,原因不明の発熱としてその原因疾患をつきとめることがしばしば困難な代表的症状の一つでもある。
発熱を主訴とした疾患をみた場合,一般には慎重な問診と診察,熱型,そしてroutineの諸検査成績とを総合していくつかの疾患群をえらび出し,さらにその中で可能性の強いものから順に特殊検査や,内科以外の各科的な検索を行つて診断を確定していくが,女性の場合,婦人科的な検索はとくに重要なものとされている。
発熱を主訴とした疾患をみた場合,一般には慎重な問診と診察,熱型,そしてroutineの諸検査成績とを総合していくつかの疾患群をえらび出し,さらにその中で可能性の強いものから順に特殊検査や,内科以外の各科的な検索を行つて診断を確定していくが,女性の場合,婦人科的な検索はとくに重要なものとされている。
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