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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科29巻4号

1975年04月発行

薬の臨床

Prostaglandin F2αの分娩誘発効果

著者: 印南正敏1 王林淳淳1 堀部尚志1 江上大典1 加藤義徳1

所属機関: 1国家公務員共済組合連合会浜の町病院産婦人科

ページ範囲:P.319 - P.321

文献概要

 Prostaglandin (以下PGと略す)の子宮筋に及ぼす影響は,1930年KurzrockおよびLiebによつて初めて発見され記載され,1935年,von EulerによりPGと命名され,1969年Karimによつて産科臨床実験が行われ35例中33例の分娩誘発に成功した。以後PGによる分娩誘発効果が逐次発表され,また昭和49年3月28日には第26回日本産科婦人科学会総会にて,PGの基礎と臨床なるシンポジウムが行われ,詳細な研究結果が発表されている。
 われわれも昭和49年1月から主として予定日超過,前期破水の妊婦に陣痛誘発を目的としてPGを使用しその検討を試みたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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