icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科29巻6号

1975年06月発行

トピックス

妊娠中の性ホルモン投与に警告

著者: 広井正彦1

所属機関: 1山形大学産婦人科

ページ範囲:P.483 - P.483

文献概要

 近年,経口避妊薬の普及とともに,性ホルモンが流早産の防止や妊娠診断などのために安易に産婦人科の日常診療に用いられている感が深い。
 ところがアメリカFDAは妊娠初期の卵胞・黄体ホルモン剤の使用を禁じてしまつた。これには以下にのべるように多くの先天奇形の原因が,これらの性ホルモンに起因するとみられる報告が多く,実際にこれらのホルモンが流早産の予防に役立つていない可能性が大きく,他に容易にできる妊娠診断法が開発され実用化されているからである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら