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文献概要
年間テーマ--診断から治療へ 性器形態の異常
思春期における性器の先天性奇形
著者: 玉田太朗1
所属機関: 1自治医科大学産婦人科学教室
ページ範囲:P.517 - P.521
文献購入ページに移動 性器の先天性奇形は,染色体異常を伴うものと,伴わないものに大別できる。後者は遺伝性でないというわけでなく,現在まで染色体異常の報告がないというだけであるが,本稿ではこれらに限つてのべたい。染色体異常を伴う性器の先天性奇形については別のところで発表してある(たとえば,「外来処置のすべて」水野編,南江堂)。
思春期前に発見される性器の奇形は,ほとんど会陰・外陰・腟に限られており,内性器の奇形は初潮発来の前後になつてはじめて気づかれ,訴えとなることが多い。
思春期前に発見される性器の奇形は,ほとんど会陰・外陰・腟に限られており,内性器の奇形は初潮発来の前後になつてはじめて気づかれ,訴えとなることが多い。
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