文献詳細
薬の臨床
胎盤機能検査法としてのhuman placental lactogenのradioimmunoassay
著者: 蜷川映己1 鈴木正英1 伊藤晄二1
所属機関: 1名古屋大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.709 - P.714
文献概要
内分泌学的胎児胎盤機能検査法としては,従来,胎盤性ステロイドホルモンの測定,あるいは,蛋白ホルモンであるヒト絨毛性ゴナドトロピンhuman chorinic gonad—tropine (hCG)の測定が行なわれてきた。特に,エストリオールについては,これが胎児胎盤双方の機能を反映するため,多くの簡易法が報告され,当教室でもその有用性について述べてきた2,3)。
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