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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科3巻12号

1949年12月発行

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アブレル氏法に依り娩出せる胎兒竝に同附屬物の病變に就て

著者: 國見壽彦1

所属機関: 1九州大學醫学部産婦人科學教室

ページ範囲:P.485 - P.490

文献概要

1 まえがき
 最近盛んに人工妊娠中絶に用いられるアブレル氏法の分娩機轉は尚不明で,且つ娩出した胎兒には死産例極めて多く,然もその死因は不明である.殊に胎兒死亡の原因を明らかにすれば,生兒を得る目的の分娩誘導にも應用出來る様,この簡單確實なアブレル氏原法を改良出來るかも知れない.それ故に私はこれ等の疑問を解く一助ともなさんとして胎兒竝に同附屬物の病理解剖學的研究を行つているのであるが,現在迄行つた11例に就いての總括的所見を述べ度いと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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