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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科3巻2号

1949年02月発行

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所謂先天性齒牙に就て

著者: 八木辰太1

所属機関: 1國立川棚病院産婦人科

ページ範囲:P.80 - P.82

文献概要

緒言
 人類の齒牙は正常の場合には大體に於て一定の順序と年月を以て齒肉上の所定位置に,特殊の病的症候を伴はずして出肉を完了するものであるが,時には著しく早期に或は晩期に出肉し,或は又全然出肉することなく骨中に埋伏することがある.臨床上意義深いのは乳齒では早期出肉であり,永久齒にあつては晩期出肉である.余は最近新生兒に下顎左中切齒の出肉例を經驗したので茲に報告し,諸彦の文献に追加しやうと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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