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妊娠暦計算圖表
著者: 植松稔1
所属機関: 1國立久里濱病院
ページ範囲:P.238 - P.239
文献購入ページに移動 妊婦の診察に際し,現在の妊娠時期及び分娩豫定日を正確に判定するととは,最も重要なことであるが,常に容易なこととは限らない.
分娩豫定日を算出するに現在廣く一般に行われている方法としては,最終月經の第1日に7を加え,その月數より3を引く.此の方法は簡單であるが,現在の妊娠時期の算出には役立たない.その目的には最終月經の第1日より現在までの持續日數を算え,7で除すれば妊娠週數を得る.此の妊娠週が診察所見としての妊娠子宮の大さに一致すれば妊娠時期の判定は正しいのである.しかし此の計算は複雜なので,簡單にする爲に諸種の速算器が使用されている.しかし何れの速算器にも一長一短がある.
分娩豫定日を算出するに現在廣く一般に行われている方法としては,最終月經の第1日に7を加え,その月數より3を引く.此の方法は簡單であるが,現在の妊娠時期の算出には役立たない.その目的には最終月經の第1日より現在までの持續日數を算え,7で除すれば妊娠週數を得る.此の妊娠週が診察所見としての妊娠子宮の大さに一致すれば妊娠時期の判定は正しいのである.しかし此の計算は複雜なので,簡單にする爲に諸種の速算器が使用されている.しかし何れの速算器にも一長一短がある.
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