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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科30巻1号

1976年01月発行

特集 陣痛誘発

オキシトシンによる陣痛誘発

著者: 大屋敦1 東郷義周1 泉正勝1 松本寛1 雨宮啓之1 横田知夫1 小金井利信1 沢田昌夫1

所属機関: 1日本大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.19 - P.21

文献概要

 陣痛誘発は陣痛の発来機序に則したもので,分娩の経過をできるだけ生理的なものとし,しかも母児ともに安全で効果が確実なものが望ましいのはいうまでもない。
 陣痛発来の真のtriggerが何であるかいまだ不明であり,陣痛発来機序についても解明されておらずいろいろの説がいわれているが,現在では妊娠末期におけるホルモン環境の変化が陣痛開始と関係があるのであろうとの考えが主流をなしている。すなわちestrogen,progesteron,oxytocinの3者が協同作用を営んで陣痛発来に関与しているのであろうと考えられている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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