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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科30巻1号

1976年01月発行

文献概要

綜説

妊娠と免疫グロブリン

著者: 樋口正臣1 西山藤司夫1 高橋京子1 竹内正七1

所属機関: 1新潟大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.49 - P.53

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 同種移植現象である妊娠において免疫的機序が作用していることは疑いえない事実である。近年まで妊娠現象の細胞性免疫からの検討の報告は多数なされているが,液性免疫学の立場から抗体となる免疫グロブリン(Immunoglobulin以下Igと略す)の妊娠中における動態に関しての知見は多いとはいえない。そこでわれわれはまず,Igについて概説し,さらに諸家の報告に,われわれの成績を若干加えて,妊娠中のIgの文献的考察を行なつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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