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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科30巻11号

1976年11月発行

文献概要

特集 産婦人科内分泌異常症候群 Ⅱ.臓器別にみた症候群 D.甲状腺機能異常に関するもの

甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症

著者: 水野正彦1

所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.920 - P.924

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 甲状腺疾患には様々なものがあるが,それを甲状腺機能の面から整理すると,甲状腺機能異常をおこさないもの,機能亢進をおこすもの(甲状腺機能亢進症)ならびに機能低下をおこすもの(甲状腺機能低下症)の3群に大別出来る。
 しかし,このうち産婦人科臨床にも関係のある甲状腺疾患というと,それは後の2群であり,発生頻度を考慮すると,甲状腺機能亢進症の比重がとりわけ大きい。そこで,本稿では,まず甲状腺機能亢進症を,次いで甲状腺機能低下症を取上げ,それらを内科的側面と産婦人科的側面の両面から眺めて見たいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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