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特集 産婦人科内分泌異常症候群 Ⅳ.症候群鑑別診断法
乳汁漏を主徴とする症候群
著者: 平野睦男1
所属機関: 1東北大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.969 - P.971
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estrogen,glucocorticoidおよび成長ホルモンにより,原始乳管が増殖し乳房は発育するが,妊娠初期にはさらにprogesteroneやprolactinも乳房発育を促進する。分娩後,乳汁分泌は主としてprolactinおよびglucocorticoidの関与により開始するものと考えられており,また成長ホルモンやoxytocinもまたこれに関与する。さらに吸引(suckling)刺激は知覚神経から脊髄に伝達され,視床下部に達し,下垂体からの上記ホルモン分泌を促進する。
estrogen,glucocorticoidおよび成長ホルモンにより,原始乳管が増殖し乳房は発育するが,妊娠初期にはさらにprogesteroneやprolactinも乳房発育を促進する。分娩後,乳汁分泌は主としてprolactinおよびglucocorticoidの関与により開始するものと考えられており,また成長ホルモンやoxytocinもまたこれに関与する。さらに吸引(suckling)刺激は知覚神経から脊髄に伝達され,視床下部に達し,下垂体からの上記ホルモン分泌を促進する。
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