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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科30巻12号

1976年12月発行

原著

子宮頸癌検診における一つの新しい指標としての腺口—第1報 腺口分類と悪性率

著者: 岸恭也1

所属機関: 1徳島大学医学部産科学婦人科学教室

ページ範囲:P.1043 - P.1048

文献概要

 子宮頸癌の集団検診の普及につれて,最近は,多数の異形成上皮から浸潤癌に至るまでの各段階の頸部上皮性疾患が,各地の基幹的な施設へ送り込まれるようになった。しかし施設におけるいわゆる精密検査の方式については,たとえば円錘切除の適応一つを例にとってみてもいまだ十分には意見の一致をみるに至っていない。
 日本産科婦人科学会でも,昨年,竹内正七教授を委員長とする癌検疹問題委員会が発足し,またほとんど時を同じくして栗原操寿教授を代表世話人として日本コルポスコピー研究会が発足した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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