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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科30巻2号

1976年02月発行

トピックス

IUDに起因する重篤な合併症

著者: 広井正彦1

所属機関: 1山形大学産婦人科

ページ範囲:P.116 - P.116

文献概要

 人口増加の抑制に対する対策が世界的に行なわれてきており,とくに一時的な避妊法として経口避妊薬や子宮内避妊器具(IUD)などの改良が多くなされ,今日まで多くの婦人に利用されてきている。
 わが国でもIUDが許可され多くの普及をみており,新らしい銅または黄体ホルモンの放出を利用したIUDも考案され,今後この利用頻度が著しく増加してくる可能性がある。とくにIUDについて常に問題にされるのがIUD装着のままの妊娠例や,脱出,出血などで,IUDに起因するその他の多くのトラブルやひいては死をも起こす可能性についての報告は少ない。しかし最近この点につき多くの報告をみるので注意を喚起したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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