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文献概要
疾患の病態と治療 感染症--最近の動き
手術と感染
著者: 佐竹実1 光部啓一1 田中昭一1 野田健1 清水泰裕1 岡和田昌弘1
所属機関: 1札幌医科大学産婦人科学教室
ページ範囲:P.141 - P.144
文献購入ページに移動抗生物質療法による感性菌の減少あるいは消失により,術後感染症の予防と治療は容易になり手術学の進歩に多大の貢献をしてきたが,反面,耐性菌の残存(ブドウ球菌)や菌交代現象,種々の宿主条件により増加する弱毒菌感染(グラム陰性桿菌),opportunistic infection4,5),真菌,ウイルスなどによる感染が注目され,起炎菌や薬剤耐性の変貌がみられ術後感染症の病像は複雑化してきている6)。
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