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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科30巻3号

1976年03月発行

疾患の病態と治療 妊婦管理

妊娠中の口腔疾患の取り扱い

著者: 橋口精範1

所属機関: 1獨協医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.227 - P.229

文献概要

 妊娠中,歯肉に炎症がみられたり,う歯による痛みがあらわれたり,抜歯の必要な場合が起こつたりする。この場合,処置をうけてもよいだろうかということがしばしば問題となることがある。これは,処置をうけることによつて母体に影響はないだろうか,つまり流早産を起こさないだろうか,また処置によつて胎児に影響はないだろうか,つまり診断用のX線や投与された薬剤が胎児に影響を及ぼさないかということに他ならないものと思われる。
 これらのことからも,ここでは妊娠中の口腔疾患の取り扱いについて述べることにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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