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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科30巻3号

1976年03月発行

薬の臨床

腟トリコモナス症に対するTinidazole 1回投与法の検討

著者: 国井勝昭1 国井兵太郎1 斎藤忠明1

所属機関: 1国井産婦人科病院

ページ範囲:P.237 - P.240

文献概要

 腟トリコモナス症の治療に関しては,従来のMetro—nidazole,また,最近開発されたTinidazoleにより,ほとんど100%に近い治療効果が得られている。しかし,この成績は,内服薬を7〜10日(配偶者にも同量)投与し,場合により,局所療法7〜14日の併用を行なつて(いわゆる3者併用療法)得られたものである。この上は,治療法がさらに簡素化されることが望ましいわけであるが,このたび,われわれは,Pfizer社よりTini—dazoleの提供を受け,本剤1回投与(内服)による効果を臨床的に検討したのでその成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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