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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科30巻4号

1976年04月発行

雑誌目次

指標

最近のホルモン測定法の進歩—とくにRadioimmunoassay法の産婦人科臨床への応用

著者: 谷沢修

ページ範囲:P.265 - P.272

 最近10年間における臨床内分泌学の進歩はめざましいものがあるが,その原因はホルモン測定法—とくにRadioimmunoassay (以下RIAと略す)の開発とその広汎な実用化によつてもたらされたといつても過言ではない。RIAは1959年Berson,Yalow1)がinsulin測定に始めて用いた方法であり,測定感度および特異性がきわめて高いことから注目をあびた。その後各種蛋白ペプチドホルモンの血中微量レベルの測定に応用され,さらに最近ではステロイドホルモン,視床下部ホルモン,下垂体後葉ホルモン,Prostaglandins,c-AMPなど低分子のホルモンもこれに高分子の蛋白を結合させることにより特異抗体を調製し,これを用いてRIAによる測定を行ないうるようになつた(表1)。さらにホルモン以外のdigitalis,morphinなどに至るまでRIAの手技が次々に用いられる傾向にあり,臨床的に生体内の微量物質の定量測定にRIAは欠かせない方法となつてきた。一方RIAの原理が応用され抗体の代りにホルモンと特異的に結合する蛋白を用いたり,組織・細胞のホルモン受容体を用いたCompetitive protein binding assayあるいはRadio-receptor assayが開発され,それぞれの目的に利用されている。

疾患の病態と治療 産婦人科疾患の免疫学的アプローチ

産婦人科疾患の免疫学的アプローチの現況

著者: 竹内正七

ページ範囲:P.273 - P.275

 近時,頓に,われわれの領域においても,免疫学的アプローチが,内外を通じて活発になつてきたように思う。
 産婦人科領域における疾患の特徴は,癌や感染症などのように,個体の生命を脅かす疾患の他に,種族保存のためのreproductionをめぐる病態が含まれていることである。免疫的アプローチとして,前者に関しては婦人のみを対象としている点での特異性,すなわち性差によるそれはあるが,他科のそれと本質的には異なつているものではない。しかし,reproductionに関しては,臨床医学の領域では現段階として,われわれの領域からのアプローチがあるに過ぎない。欧米においては基礎医学者の関心も高く種々の研究が報告されているのは羨しい限りである。対象としては,疾患の病因,診断および治療などへの応用的アプローチがあるほかに,ホルモン,酵素,その他の中間代謝産物などの免疫的測定法としての応用も,活発に行なわれてきており,また,めざましい成功を収めてきている。

男子不妊—睾丸の自己免疫症

著者: 畠山茂 ,   岡安勲

ページ範囲:P.277 - P.281

 男性の妊孕性をきめるのは,精液中の精子であつて,正常な数と活発な運動性を有していることが必要である。精子は睾丸の精細管内できわめて系統的な分化過程を経て形成され,副睾丸内で十分に成熟したのちさらに精路系を下つて放出される。したがつてその過程のなかの一部分にでも障害が起こると,完成された妊孕性は得られないことになる。例えばそのための副睾丸などの機能なども重要であるが,生理的な働きはよくわかつていない。
 睾丸の自己免疫症によつて,男子不妊がもたらされる場合を考えてみると,それには2つの方向がある。一つは抗精子抗体ができて,これはなんらかの機転でつくられた自己抗体であるが,副睾丸や精嚢などの分泌液中に排泄されて精子に直接働き,凝集したり不動化したりするものである。もう一つは,免疫反応の場が睾丸内にあつてそのために,精子自身ないしその形成過程が障害をうける場合であろう。これらの2つは,相互に密接に関連し合つているはずで,一つの自己免疫症過程の単なる2つの局面にすぎないと考えたいが,未だ証拠は不十分で明確でない。従来,抗精子抗体の検出が主としてgynecologistによつて試みられ,精子形成の変動と関連した自己抗体の研究がいまだ,urologistによつてはなされていないことによる。

精子免疫と女性不妊

著者: 香山浩二

ページ範囲:P.283 - P.287

 動物においては雌動物を精子または睾丸で免疫すると血中に抗精子抗体が産生されてくると同時に不妊症の起こつてくることが多数の研究者によつて証明されてきたが,人間においても,ずいぶん古くより性交頻度と妊孕性の関係が報告されており,婦人は頻回の性交により不妊傾向になるが,一定期間夫から隔離しているか,または禁欲を行なつていると,その後妊娠率が高くなるといわれてきた。文献的には実際に婦人に精液を注射して一定期間不妊を認めたという報告もあるが,いまだ人精子特異抗原が分離精製されていない時点での精子免疫の人間への応用であり,他の重要臓器との共通抗原の存在を考えた場合に非常に危険な試みであつたといわざるを得ない。
 人間においては,精子免疫と不妊の関係を研究する場合に,まず不妊患者の中に実際に精子に対する抗体を保有している者がいるか否か,保有しているとすると,これらの抗体は精子に対してどのような作用を示すのか,またいかなる抗原に対してどのような抗体が産生されてくるのかなどの,いわゆる抗精子抗体保有患者の詳細な分析より始めるのが最も常道であり,どうしても人間においては動物実験におけるごとく長足の進歩は期待できない。

卵巣の自己免疫症

著者: 森崇英 ,   北川道夫 ,   鈴木瞭 ,   藤田泰彦

ページ範囲:P.289 - P.293

 自己免疫疾患とはMackay and Burnet1)の定義によれば"自己の体構成成分と特異的に反応する抗体ないしは免疫細胞の作用によつて,組織の構造的機能的障害が作り出された状態"である。この定義にしたがう限り2つの成立要件が設定されているように思われる。その1つは体構成成分に特異的に対応する抗体ないしは免疫細胞の存在であり,換言すれば自己免疫現象の成立であるといえる。その2つは体構成成分に対する免疫学的な障害作用の存在,換言すれば成立した自己免疫現象の病因的意義の同定であるといえる。
 自己免疫疾患であることの確定条件として,上述の2つの成立要件のうち主として前半の自己免疫現象の成立に重点を置いたMackay (1963)の臨床免疫学的criteria1)と,後者の病因的意義の確立までも含めたWitebsky (1957)の免疫病理学的criteria2)とがある。むろん,Witebskyの条件がより厳密であるが現在知られているおよそ31種の自己免疫疾患のうち,この条件を具備しているものはSLEほか数種にすぎない。

流産と免疫

著者: 八神喜昭

ページ範囲:P.295 - P.298

 妊娠の成立および維持を免疫学的見地よりみた場合,それに関与すると考えられる免疫機構の破綻は,妊娠維持の中絶をも意味するとも考えられるわけであり,この見地より,流産現象をとらえることもあながち不可能なことではないように思われる。
 しかしながら父親由来の抗原性をもつ胎児およびその付属物が母親にとつてnot selfなものであるとしたならばなぜに免疫的拒絶を受けないで発育していくのか,という問題に対しても未だ明確な答は得られておらず,胎児の抗原性の問題,hostとしての母体の免疫機構の特殊性の問題などについて,多くのアプローチが続けられている現況であり,流産現象を免疫学的にのみ明確に説明し得ることは困難である。

妊娠中毒症と免疫

著者: 中山道男

ページ範囲:P.299 - P.306

 晩期妊娠中毒症の本態に関する研究は,1893年,Schmorlのsyncytium細胞の母体内進入説を嚆矢として以来,水中毒説,内分泌説など数多くの研究がなされているにもかかわらずいまだ定説をみない。
 妊娠中毒症を免疫学的立場から解明しようとした業績は,上記Schmorlを始めKossmann (1897),Weichardt (1902)らの胎盤細胞の母体進入説,Rosenau (1908)らの胎盤蛋白抗原説,わが国の馬杉(1933)のhepatoxinによる子癇アレルギー説などこれらの追試を交えて幾多の研究が発表されている。

陣痛発来と免疫

著者: 須川佶 ,   植田勝間

ページ範囲:P.307 - P.311

 近年における免疫学の画期的な進歩は,生体の免疫学的監視機構を特定細胞の機能を数量化して表現し得る方法論を開発し,癌の増殖における宿主側よりの制御に関し,新しい考察を加えつつある。そしてこの過程において勝ち得られた免疫学的解析手段を生殖免疫にもadoptし,これにまつわる免疫学的驚異を解明せんとする努力が最近活発になされるようになつてきた。免疫の基本である「自己と非自己の識別」の存在にもかかわらず,癌免疫および生殖免疫の両分野において,結果として異種細胞の増殖を許容するが,われわれの癌免疫に期待するものは,免疫機構の強化による異種細胞の発生・増殖の撲滅(正の免疫)であり,一方生殖免疫においては,免疫機構よりの隔絶がsemi-allograftである妊卵の体内保持を許容する(負の免疫)所に求められるものと考える。
 臓器や皮膚の移植が1卵性双胎を例外として,通常は成立せず数日間の後に免疫学的拒絶を受けるのが原則である。そうすると哺乳動物の生殖に関し,semi-allograftである妊卵の子宮内発育を容易に許容する現象は移植免疫学上,唯一の例外と見なさざるを得ない。一方動物のcheek pouchやヒトの前眼房への移植は皮膚や臓器の移植に比べ,より成功例の高い事実が報告され,これは免疫学的拒絶機構より隔絶されたいわゆる免疫学的聖地とも呼ばれている解剖学的な原因に起因しているためと説明されている。

免疫学的にみた母児相関

著者: 高木繁夫 ,   近藤泰正 ,   田中忍

ページ範囲:P.313 - P.320

 妊孕現象に対する解釈は,形態学的あるいは内分泌学的などのアプローチのほかmedicoecono—micsにおける人口再生産の概念まで含めて,今日なお一定のそれがなくきわめて複雑化したものといわざるをえない。しかし,Medawar,Billinghamらによる移植免疫学的な考察は,その歴史的な発展過程においては意義がありまた興味深い分野の一つである。すなわち,父方の遺伝子を有する妊卵がそれと対立する母体に拒絶されることなく着床し,発育,出生することは免疫学的には,きわめて奇異な現象であり,この観点よりした妊孕現象の母児相関にも多くの神秘性があるはずである。さらに近年における免疫生物学の進歩,特に免疫遺伝学および細胞性免疫学に対する知見の多くは,自然移植(Nature’s transplantation)の成立としての妊孕現象に新たに画期的な解釈の一面をもたらしている。よつて著者らはこれらの免疫学的な背景と母児間における免疫学的相関の構成因子を中心にして,以下のごとき解説を試みる。

トピックス

避妊の研究動向

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.281 - P.281

 石油ショックや環境汚染に端を発し,人件費の高騰などもあり,ここ数年来アメリカ経済も必ずしも繁栄の一途というわけにはいかず,緊縮財政が強いられてきている。そのあおりをくつて,宇宙開発や妊孕性の研究を主とした生殖学も,その研究範囲の減少を余儀なくされてくるようになつた。
 宇宙科学はいわゆるアポロ10年計画なるものが推進され,その計画通りに進み10年後には人類が初めて月を踏破した。しかしこと人間の研究になると,癌の消滅のために過去10年間に多額の研究費を注いだにもかかわらず,死亡率の改善は少しもなされていない。これはあるアメリカの高官が議会で指摘したそうである。したがつて宇宙よりも地球自身,人間自身をみなおそうという傾向になつてきたのはよいことである。しかし,その反面,経口避妊薬は今年のアメリカ不妊学会の報告によると,既婚婦人の半数以上が用いているといわれ,問題点が多少残るとしてもほぼ完成の域に達したとして,リプロダクションの研究費を削減したことは淋しい限りである。したがつて不況といわれるアメリカ経済の中でも,リプロダクション研究の衰退と反比例して,癌などの悪性腫瘍の研究は脚光を浴びてきている。しかし,とくに現実の病める者の研究と同時に,健康な生活を維持する上でも重要なリプロダクションの研究にも充分眼を注がなければならないことはいうまでもないことである。

経口投与可能なLH-RH類似物質の出現

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.298 - P.298

 産婦人科領域においてなじみの深い排卵や月経周期などの性機能を調節する因子として,古くより間脳視床下部が注目されてきた。すでに種種の実験や臨床的観察より,視床下部よりある種の化学物質が下垂体門脈をへて下垂体前葉に作用し,ここよりgonadotropinの分泌を調節していることが明らかにされてきている。したがつて1960年代には多くの研究者がこの物質の同定に研究を進めてきたが,1971年Schallyグループら1,2)によりブタの視床下部50万個より約1mgの物質を抽出し,ついにこのものの構造決定と合成に成功した。近年,わが国でも斉藤3)らをはじめとして多くの機関で検討され,学門的興味ばかりでなく,診断や治療にも重要な役割を果たしてきている。
 しかし,従来用いられてきたこの合成LH-RH (luteinizing hormone—releasing hormone)は静脈内投与か皮下または筋肉内投与が主で,経口的に投与するにはラットの実験のごとく大量投与しなければならない欠点がある。

臨床メモ

前期破水とRDS

著者: 竹内久彌

ページ範囲:P.320 - P.320

 前期破水例に呼吸窮迫症候群(RDS)が起こり難い傾向のあることをRichardsonらが報告して以来,これを引用する文献が増えているようである。破水によつて胎児にある種のストレスが加わり,これが胎児の成熟を急速に促すのではないかと考えられるのであるが,今度はこれを否定する報告があらわれたので紹介することにした。
 コロラド大学のDouglas Jones,Jr.ら(New England J.Med.292,1253,1975)は16,458例の分娩について,各種異常とRDS発生との関連を各妊娠月別に検討した。その結果,まず帝切例には有意にRDSが発生しやすいが,母体糖尿病では明らかでない。分娩前の出血や中毒症とRDS発生には関係がなさそうである。アプガー指数(1分後)では5点以下も8点以下も同様にRDSが多くなる。

連載 リプロダクション講座・13

妊婦の腎機能

著者: 木下康民

ページ範囲:P.321 - P.327

 妊娠中にはいろいろの腎病変が現われる。これを大別すると,①妊娠前には全く健康と思われていた人に現われる場合,②既往に腎疾患とか高血圧に罹患し,一応,治癒した人にみられる場合,③現在も罹患中の場合,である(表1)。しかも,既往の疾患,現在の疾患がどのようなものであり,あるいはどのような病態にあるかによつて,妊婦の腎機能は,妊娠月数の経過に伴つて正常の消長を示すものと,異常の消長を示すもの,すなわち妊婦の予後と胎児の生命にかかわりがあるかどうか,ある程度まで予測が可能である。

原著

重度精薄児における性中枢機能について

著者: 石丸忠之 ,   今村定臣 ,   谷口忠臣 ,   大谷勝美 ,   三浦清巒 ,   山辺徹 ,   三浦佳由子

ページ範囲:P.331 - P.334

 精薄児では大脳皮質の障害により,情動障害や精神活動の低下が認められる。したがつて,精神・内分泌協調の概念からすると精薄児の性中枢の発達状態は正常児と異なることも考えられる。このような観点から,私どもは長崎県下の心身障害児施設などの協力を得て,精薄児における初潮の発来および性中枢機能について調査を行ない,検討を加えた。

薬の臨床

ステロイド避妊薬長期服用者の血液生化学的所見—その2:蛋白・コレステロール・糖について

著者: 塚田一郎 ,   街風喜雄 ,   木暮正彦 ,   村国穣 ,   岩崎哲夫 ,   陳清勁

ページ範囲:P.335 - P.340

 10年ほど前から当院で管理しているステロイド避妊薬長期服用者の血液生化学的所見のうち,肝機能に直接関係あるものについては前回報告した(本誌第29巻第7号)。今回は血清中の総蛋白,アルブミン,A/G比,総コレステロール,糖の値につき報告する。なお,血清中の電解質,カルシウム,燐,尿素窒素,尿酸などについては,引続き次稿で報告する予定である。
 研究方法についての詳細は前報23)にゆずるが,研究対象を服用期間によつて大別すると表1のようになり,服用開始時の年齢分布は表2のごとくである。

婦人科領域におけるFlurbiprofenの臨床効果

著者: 蒔田光郎 ,   九嶋理 ,   福島峰子

ページ範囲:P.341 - P.344

 FP−70(Flurbiprofen)は,Ibuprofen,Ibufenacと同じく,フェニール酢酸の誘導体の化合物であり,次のような構造式を有する。
 FP−70は,抗炎症作用,解熱作用,鎮痛作用が強力といわれているが,基礎的動物実験では,抗炎症作用はモルモット皮膚紫外線紅斑法でIbuprofenの7.8〜52倍,Aspirinの61〜790倍,Indomethacinの5.7〜25倍,解熱作用では発熱ラットでAspirinの約25倍の効果が証明された。鎮痛作用においては,酢酸ストレッチ法でAspirinの約2150倍の効力を示し,その最小有効量は0.04〜0.37mg/kgであつた。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻6号(2015年6月発行)

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今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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