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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科30巻5号

1976年05月発行

原著

妊娠蛋白について

著者: 樋口正臣1 春名宣之1 高橋京子1 竹内正七1

所属機関: 1新潟大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.399 - P.402

文献概要

 古来より妊娠に伴つて出現する特異な蛋白の存在が示唆され,多くの研究者により種々命名され,報告されてきたが1〜12),研究者が各自のOriginalityを固執したため,近年までおのおのの蛋白の異同についての検索が十分なされていなかつた。しかし近年各研究者間の抗血清などの交換研究によりその異同についての検索がなされ,妊娠蛋白の本体が,数種類にしぼられるようになつた5,11)。同一蛋白に数種の名称が与えられているが,一応ここではBohn5)による名称を使用して話をすすめることにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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