icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科30巻6号

1976年06月発行

雑誌目次

指標

更年期をめぐる新しい考え方—性機能面から

著者: 森一郎 ,   恒吉康男 ,   河野伸造 ,   武田信豊 ,   三原敬

ページ範囲:P.431 - P.439

 更年期を論じようとすれば,どうしても加齢,あるいは老化ということが問題になる。だが,これについては今日これほど科学が進歩しても,人の死が厳然として避けられない事実自体が,よくその解答を示しているように思われる。しかし生物において老化とは,時間という因子によつて生ずる変化であることは間違いがないので,生物で時間による変化をみると,暦上の時間と生物学的時間とは必ずしも同じでない。すなわち生物の構造や系統は,それぞれ異なつた速度で年をとつているので,暦上の時間の経過による変化と,年をとる生物学的な変化とは当然異なる。人の年をとる変化の速度は,胎児で最大で,乳幼児や小児になるにつれ次第に遅くなり,成人になつてからはかなり緩慢になる。したがつて成人になるまでの時期では,年をとる変化の区分はある程度分けられるが,成人後は,一般に困難なことが多い。
 しかし老化ときわめて関係が深い性腺機能から人の一生をみれば,男性では,図1のandrogenのパターンでみるように,精巣機能は,発育の速度はやや早いが,衰退の速度は比較的ゆるやかである。一方女性では同図のestrogenやprogesteroneのパターンのように,卵巣機能の発育や衰退の速度はかなり早い。加えて卵巣機能は,精巣機能に比べ,排卵や月経というきわめて明確な生体反応を示す。

疾患の病態と治療 卵巣とその周辺疾患・Ⅱ

卵巣腫瘍の早期診断の進歩—MEによる診断

著者: 諸橋侃 ,   厩橋正男

ページ範囲:P.441 - P.446

 卵巣腫瘍は,silent tumorの言葉が示すように,内,外診による診断では,治療の時期を逸する可能性がある。
 また,内視鏡,腹水細胞診などによる検査法は,観血的であり,卵巣内部の構造を侵襲を与えることなく把握することが困難な点で問題がある。

卵巣腫瘍の早期診断の進歩—内視鏡

著者: 落合寛 ,   岩田嘉行 ,   武井宏澄

ページ範囲:P.447 - P.451

 産婦人科領域における診断の進歩は,各分野においてめざましいものがある。子宮癌の診断では細胞診に始まりコルポスコープの導入,絨毛性腫瘍については血清学的検査法による尿中ホルモンの測定,PAG,MEの応用等でその診断はより確実に迅速に行なわれるようになつてきた。しかしながら卵巣腫瘍の診断においては,ME,PAG等の応用はあるが,依然として触診,内診による旧来の方法が主たる方法であり,特に悪性卵巣腫瘍の早期診断については腹水を伴なうような末期癌を除いて,臨床的には極めて困難であり,卵巣悪性腫瘍の早期診断は婦人科領域において焦点の一つとなつている。
 卵巣腫瘍の診断上問題になるのは, ①卵巣腫瘍と他疾患の鑑別 ②手術的適応の有無 ③良性か悪性かの鑑別等が考えられ,一般的にはレントゲン検査(HSG,PAG)超音波,ラジオアイソトープ検査が利用されているが,内視鏡検査(Laparoscopy・Culdo-scopy)を利用する方法はいまだにあまり普及していない。内視鏡検査は子宮外妊娠の診断,原因不明の下腹部痛の原因,あるいは不妊症における卵管や卵巣の形態や機能を知るうえでは日常欠かせない方法で,われわれも常用し,診断をより早く確実にという点でまことに有力な方法と考えている。特に近年は内視鏡の直視下に卵巣等の生検や,卵管避妊手術や,卵管剥離,排卵誘発のための切除や卵胞穿刺等の手術的方法も実施されるようになつてきた。今回は卵巣腫瘍の診断についての腹腔鏡応用の自験例を中心に述べてみたい。

卵巣腫瘍の早期診断の進歩—細胞診

著者: 野田起一郎 ,   福田真樹 ,   手島研作

ページ範囲:P.453 - P.457

 卵巣悪性腫瘍(以下卵巣癌と略)は婦人科悪性腫瘍中最も予後の悪い疾患の一つである。
 欧米諸国(白人)では卵巣癌の訂正死亡率(人口10万対)は5.5〜11.0を示し,全子宮癌のそれの8.0〜21.0に近い数値を示す国が多い。なかでも北欧(SWEDEN,NORWAY)では卵巣癌の死亡率の方が子宮癌のそれよりもむしろ高い。幸いなことに本邦では子宮癌8.4に対し,卵巣癌は1.8と約1/5に過ぎない(昭和47年厚生省統計)。しかし,この両者の訂正死亡率の年次推移をみると,子宮癌の死亡率は昭和22年からの25年間に1/2以下に低下したのに対し,卵巣癌はこの間に3倍の高率となつている。子宮癌の死亡率のこのような着実な低下傾向は他の諸臓器癌に例を見ない。

卵巣悪性腫瘍の治療の原則と実際

著者: 寺島芳輝

ページ範囲:P.459 - P.466

 子宮癌,絨毛性腫瘍の診断,治療が著しい進歩を示しているにもかかわらず,卵巣悪性腫瘍では過去30年間ほとんどその向上を認めていない。これは早期診断の困難性や,病態の多様性ゆえ,必ずしも適切な治療が行なえなかつたためとも考えられる。しかも先進諸国の統計ではいずれも卵巣癌が増加の傾向を示し,特に米国では毎年14,000人が本腫瘍に罹患し,その中10,400人が致死的であり,過去40年間に死亡率が3倍になつたと報告されている。したがつて卵巣悪性腫瘍に対する治療は診断とともに,婦人科領域において,最も解決の迫られている分野の一つであり,それが本誌にも取り上げられた理由と考えられるので,以下,筆者が日頃行なつている治療を中心に述べてみたいと思う。

ホルモン産生卵巣腫瘍の診断と治療

著者: 山辺徹 ,   三浦清巒

ページ範囲:P.467 - P.472

 ホルモン産生腫瘍は原則としてホルモンを産生ないし分泌する細胞から生じるもので,しばしば過剰のホルモンが分泌される結果,それぞれに特有な症候群としてみとめられることが少なくない。したがつて,臨床的に内分泌的影響を示す場合は,腫瘍の組織型をある程度推定することができる。そのためには,各種ホルモンがそれぞれどの内分泌細胞で産生され,分泌されるかを理解しておくことが大切であるが,すべての場合にその由来細胞を厳密に指摘することはできない。そのため内分泌的所見のみでは絶対的な診断基準とはならず,今日においてもホルモン産生卵巣腫瘍の診断と分類には形態学がその基盤をなしている。腫瘍の組織像が定型的であればそれのみで診断は確定しうるが,非定型的な例では内分泌的所見が診断の有力な手がかりとなる場合がある。一方,症状が不顕性であつても,内分泌細胞起源の腫瘍を否定することはできない。
 個々の腫瘍に関する詳細な解説は他書にゆずることにし,本稿ではホルモン産生腫瘍の診断過程を理解するうえに必要な基礎的事項を中心に述べることにする。なお治療の面では,ホルモンを産生するからといつて他の卵巣腫瘍ととくに異なる点はなく,本質的にはその腫瘍が良性か悪性かを識別しておくことが最も重要な問題となる。

座談会

卵巣とその周辺疾患

著者: 鈴木秋悦 ,   仲野良介 ,   木川源則 ,   山辺徹 ,   橋口精範

ページ範囲:P.474 - P.487

 実際の排卵をつかさどる卵巣機能をめぐるメカニズムとその疾患には,いまだに不明の点が多い。今回はホルモンとの関わり,排卵誘発剤の使用など,この領域の最近の知見を第一線の方々に話し合つていただいた。

トピックス

婦人の卵巣のX染色体喪失と老化

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.466 - P.466

 哺乳動物の組織にみられる老化の現象は最近注目され,酵素,栄養,免疫,遣伝子の領域よりも広範囲に検討されてきている。一方,人の卵巣における老化は,婦人の閉経にみるごとく明らかであるが,また,高年齢出産者の新生児にはDown症候群,Edwards症候群,Patau症候群のごとく,染色体異常をみる症候群が多頻度にみられることからも,老化が生物学的にいろいろの変化を起こしていることが推察される。
 すでにCourt-Brownら1)は,人間の体細胞の染色体異数性に関係したデーターを集積したが,老婦人では血球にX染色体が減少し,老年男子ではY染色体が減少することを認めた。婦人でみると,XO細胞は55歳の年齢で4.5%にみられるといわれるが,この頻度についても報告者により,まちまちである。

10歳代婦人と子宮癌検診

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.514 - P.514

 子宮頸部の疾患,特に子宮頸癌は多くの疫学的調査によると,妊娠・分娩などの回数や,性交頻度などや,人種,社会経済的な因子が重要な役割をしていることが明らかにされてきている。一方,子宮頸癌の治療上に重要なことは,いかに早期に発見するかにかかつており,わが国でも県などが中心に集団検診を行なつているところが多い現況である。この際何歳から定期検診を施行すべきかが大きな問題となつてくる。
 一般には10歳代の若年婦人での子宮癌は極めてまれであるとされ,事実,Bowingら1)はMayo Clinicでの子宮頸部の浸潤癌は20歳以下でわずか1例であり,1862年より文献上25例しかみられなかつたと報告しているほどその発現頻度が少ないとされていた。また,Christopherson2)も19歳以下の少女5,061例の検査でcarcinoma in situや浸潤癌がみられなかつたとしている。Huffman3)の"Gynecology of Childhood and Adolescence"によると小児病院や開業医院で数千人の少女を検査したが,腟スメアに異常がみられた例はなかつたとしているごときである。したがつて10歳代少女の婦人科診療に際し,腟スメアはおろか悪性腫瘍を念頭におくことも少なく,子宮癌集団検診にはこれらの年齢の婦人は除外することがほとんどである。

臨床メモ

流早産予防と黄体ホルモン

著者: 竹内久弥

ページ範囲:P.488 - P.488

 黄体ホルモンの妊娠初期投与による奇形発生の可能性が,最近の関心事であることはいうまでもなく,この欄(29巻11号)でもその一部の報告を紹介した。しかし,流早産の予防に黄体ホルモン投与が有効であることについての報告も数多い。今回はその方面での最近の報告を一編紹介する。
 ジョンス・ホプキンス大学産婦人科のJohnsonら(New England J.Med.293,675,1975)は妊娠中期以降の流早産予防のための17α—Hydroxyprogesterone caproate (市販製剤名としてはオオホルミンルテウムデポー,プロルトンデポー,プロゲニンデポーなど)の効果をみるための二重盲検法による検討を行なつた。17αOHP-C 250 mgまたは同量のプラセボを毎週1回筋注を分娩時まで継続する方法がとられた。対象となった43例のhigh risk妊娠例中7例には頸管縫縮術が施行されていた。頸管縫縮術を施行されなかった36例中14例は17αOHP-Cが投与され,すべて36週以降に分娩となり,プラセボ投与群22例ではそのうちの9例が36週以前に分娩となつた。7例の頸管縫縮術例では,4例が17αOHP-Cの投与をうけ,すべて36週以降に分娩となり,プラセボ群の3例はそれぞれ32,35,36週で分娩となつた。

原著

単純性卵巣癌41例の臨床統計的観察—特に予後因子を中心に

著者: 伊藤博之

ページ範囲:P.493 - P.499

 卵巣癌は近年増加の傾向にあるという。しかも卵巣癌の罹患率は子宮癌のほぼ4分の1であるのに,その死亡率はきわめて高い。その原因は卵巣癌の場合,発見時約80%はすでに腹腔内に広く進展した状態であること,さらにまた,本腫瘍はその進行度と組織学的所見とが必ずしも一致しないことなどによる。したがつて卵巣癌の場合,早期癌という概念は他臓器の場合と同義に用いることはできない。卵巣ほど多種多様な腫瘍を発生し,きわめて幅広い組織学的性格を示す臓器は他にない。したがつて,その予後を論ずる場合,年齢,妊娠歴,臨床期別分類(Stage),腫瘍型(Tumor type),組織学的悪性度(Histlogical grading),各種治療法などの諸因子を検討しなければならない。1961年以来,本邦では卵巣腫瘍委員会が設立され,卵巣腫瘍全般にわたる詳細な検討が行なわれ,卵巣癌征服への努力が実りつつある。著者は,今回,1960年1月から1970年2月までの聖路加国際病院産婦人科(以下当院と略す)で手術のうえ,卵巣癌であつた41例につき,予後を中心に若干の検討を加えたので報告する。

症例

無頭無心体の1例

著者: 森三樹雄 ,   上野和彦 ,   堀洋二

ページ範囲:P.501 - P.504

 無心体はきわめてまれな疾患で,Gillim1)によると出産34,600例中に1例起こつたといい,Tsuchiyamaら2)によると胎児および新生児の剖検3,500例に2例認めたという。また一卵性双胎の1%に見られ3),時には三胎,四胎,五胎にも起こる4,5)。著者らは妊娠8ヵ月で死産した一卵性双胎児のうち一児が無頭無心体であつた1例を経験したので報告する。

薬の臨床

Ovulen−50の月経異常に対する臨床応用

著者: 布川修 ,   小川弘良 ,   王正貫 ,   佐藤芳昭 ,   竹内正七

ページ範囲:P.505 - P.512

 経口投与の可能な合成Gestagenの開発は目ざましく,女性の生殖生理学の進歩と相まつて広く産婦人科領域で臨床応用されてきている。
 しかし,女性の生殖生理は男性と比較するとかなり複雑であり,排卵現象を主体とした周期性を示していることは周知の事実であるが,近年の蛋白化学の進歩は血中の微量なホルモン動態を知ることを可能にしたばかりでなく,新たに排卵の調節機構の未解の分野を提起する結果となり,あたかも解決されたと錯覚されている間脳,下垂体,卵巣系の調節機構の大きさに困惑しているといつて過言ではない。一方,性周期に伴ういろいろの障害の大部分が,排卵が正順でないために起きるという事実もまぎれのないことである。今回著者らは合成gestagenの19—norsteroidの一種であるethynodiol diacetate 1.0mgとEthingl estradiol 0.05mgの合剤であるOvulen−50を用いて,いろいろの性周期に伴う異常について,内分泌学的な検討を行ないながら治療効果を検討し,性ステロイドホルモンの治療のあり方を考察したのでここに報告する。

トリコモナス腟炎に対するTinidazoleの経口1回投与療法の経験

著者: 外西寿彦 ,   住吉稔 ,   中村雅弘 ,   蔵屋一枝

ページ範囲:P.515 - P.518

 産婦人科外来を訪れる患者の中で帯下を主訴として来院するものは多いが,ことに腟トリコモナス症はその頻度が10〜20%と高く,近年,本症に対する治療薬として抗生物質を始めとして次々に新薬が登場し,治療成績もかなり上昇してきたが,いずれも再発をきたし易く難治性の疾病として臨床家を悩ましている。
 トリコモナス原虫が腟以外の尿路系や直腸,外陰部,また男性の性器,下部尿路にも発見されることから,局所療法のみでなく最近ではMetronidazoleの経口投与が併用されてきたが,本剤でもかなりの再発がみとめられ,さらに強力な薬剤の登場が望まれてきた。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

icon up
あなたは医療従事者ですか?