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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科30巻7号

1976年07月発行

文献概要

特集 実地臨床における胎児胎盤機能検査法とその判定基準

MEによる胎児胎盤機能検査法とその判定基準

著者: 太田孝夫1 佐藤直樹1 沖永荘一1 荒井清1

所属機関: 1帝京大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.563 - P.566

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 胎盤は胎児の発育のために呼吸,循環,排泄,栄養,代謝,内分泌,免疫等広範な機能をはたしているが,一旦これらの機能に障害が発生すると様々の病態を呈することは広く知られている。すなわち比較的軽度なものは潜在的胎児仮死,胎児仮死,胎児発育不全となり極度に機能低下すれば子宮内胎児死亡という不幸な転帰をとる。胎児胎盤機能検査法の目的とするところは,これらの病態の早期発見にあるが,ここでは広義の胎児仮死のMEによる検査法とその判定基準を分娩時と妊娠中とに分けて述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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