文献詳細
特集 ME--最近の話題
文献概要
生体内部の構造や状態を超音波を利用して可視像に変換する技術は,すでにパルスエコー法(Bスコープ,超音波断層法)として臨床分野で広く応用されているが,更に,透過法である超音波カメラや超音波ホログラフィ等も実用化の段階に近づきつつあり,今後の発展が期待されている。
われわれは一昨年よりCanon-Holosonics社製超音波ホログラフィ装置Model 100および300についてその臨床応用のための基礎的実験を行ない,その一部は既に第14回日本ME学会1)および第28回日本超音波医学会2,3,4)において発表した。今回は超音波ホログラフィの歴史について簡単にふれ,その原理およびわれわれの実験に用いた装置について解説を行なうことにしたい。
われわれは一昨年よりCanon-Holosonics社製超音波ホログラフィ装置Model 100および300についてその臨床応用のための基礎的実験を行ない,その一部は既に第14回日本ME学会1)および第28回日本超音波医学会2,3,4)において発表した。今回は超音波ホログラフィの歴史について簡単にふれ,その原理およびわれわれの実験に用いた装置について解説を行なうことにしたい。
掲載誌情報