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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科30巻8号

1976年08月発行

トピックス

貧血と死亡—貧血・多血症に死亡率が高い

著者: 広井正彦1

所属機関: 1山形大学産科婦人科学

ページ範囲:P.620 - P.620

文献概要

 貧血症という患者は産婦人科の日常外来診療を通して,かなり多くの頻度に遭遇するために,場合により無関心となったり,鉄剤のみを処方して検査も行なわない場合なども少なくない。
 婦人にみる貧血の大半は鉄欠乏性貧血で,その原因の多くが月経などの出血によるものである。しかし,貧血によるヘモグロビン値やヘマトクリット値の低下が,他の疾患の罹患の早期発見であったり,時には身体の障害を悪化して死をもきたすことがあり,重視しなければならないことが指摘されてきている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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