文献詳細
文献概要
疾患の病態と治療 母体環境と胎児・新生児
性器の形態・位置異常と妊娠の異常
著者: 楠田雅彦1 永田行博1
所属機関: 1九州大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.735 - P.739
文献購入ページに移動 性器の形態,位置異常があると妊娠しがたく,たとえ妊娠が成立しても流産をくりかえし,習慣性流産などの不育症の原因にもなることは衆知の事実である。またある種の性器異常は出産にも異常を伴いやすいと考えられている。
一方これらの異常は内診,視診とともに子宮卵管造影法(HSG),超音波断層法(UST),腹腔鏡,子宮鏡などの検査法の発達,導入によって従来より容易に,また確実に診断が可能となったが,まだ広く応用されるには至っていない。
一方これらの異常は内診,視診とともに子宮卵管造影法(HSG),超音波断層法(UST),腹腔鏡,子宮鏡などの検査法の発達,導入によって従来より容易に,また確実に診断が可能となったが,まだ広く応用されるには至っていない。
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