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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻1号

1977年01月発行

雑誌目次

指標

LH-RHに関する最近の動向と将来の問題点

著者: 有村章

ページ範囲:P.5 - P.14

 視床下部のLH放出ホルモン(LH-RH)の構造が明らかにされ,合成されてから1,2,3),すでに5年になる。合成LH-RHが入手できるようになったので,その基礎研究が盛んに行なわれ,臨床面では視床下部,下垂体異常による性腺機能低下症の診断と治療に利用しようと試みられている。この5年間の研究報告ははなはだしい数にのぼり,いくつかのすぐれた総説も発表されている4,5,6)。ここでは,この急速な進歩をとげつつあるLH-RH研究のうち,特に1973年以降の歩みについて述べてみたいと思う。
 この論文は,おそらく臨床家の方々が主として読まれると思うので,LH-RHの臨床研究に重点を置くべきかも知れないが,動物実験で得られた結果が臨床応用に発展し,基礎研究中の観察が臨床病理の解明に有力なヒントを与えたり,さらに,LH-RHを疾患の治療に有効に役立てるため,その投与法に有益な指針を与えるので,基礎実験についても臨床面と同程度の重点を置き,双方を関連させながら話を進めてみたいと思う。文中に出てくるLH-RHは,特に断わりのない限り合成品のことである(図1)。

疾患の病態と治療 進行癌への挑戦--延命効果の可能性

絨毛性腫瘍進行例の管理

著者: 竹内正七 ,   金沢浩二

ページ範囲:P.47 - P.51

 絨毛性腫瘍,とくに絨毛上皮腫(絨腫)は臨床的にきわめて悪性であり,その治癒率ないし寛解率はなお50%前後に過ぎない。近時本腫瘍への関心がたかまるにつれて奇胎の登録管理が一般化されつつあり,奇胎に続発する絨腫は比較的早い段階で発見されるようになった。しかし,満期産や流早産など奇胎以外の妊娠に続発する絨腫は往々にして診断が遅れがちであり,また,肺,腸管,脳などへの転移巣のみが注目され,他科疾患として取り扱われて,的確な治療の機を逸して進行症例として送られてくることはまだ避けられない。教室でも奇胎娩出後の管理が不十分であった患者に続発した絨腫や奇胎以外の妊娠に続発した絨腫で数例の進行例を経験してきた。本稿では2〜3の症例を中心にして,絨腫進行例の治療管理について私見を述べる。

治療にてこずった絨毛性腫瘍

著者: 山下澄雄 ,   武木田博祐 ,   田中実

ページ範囲:P.53 - P.59

 絨毛性腫瘍は転移に関する特異性と子宮外への浸潤が容易であることから多彩な臨床病像を呈し,治療にあたっては腫瘍巣が出血性であることや副作用の顕著な薬剤を長期間にわたって使用せねばならないことなどでかなり困惑を伴うことがある。
 そこで過去9年間に教室で取扱った絨毛性腫瘍症例(胞状奇胎を除く)の子宮外浸潤と転移に関する実態を示してから治療にてこずった経験として腟壁転移巣より大出血を反復した症例ならびに子宮外浸潤が広範囲に及ぶため術中に大出血をきたし,やむなく2段階的手術によって腫瘍剔出を試みた症例について述べる。

卵巣悪性腫瘍進行例の治療—主として持続的動脈内注入療法とsecond look operationの組合わせ療法について

著者: 寺島芳輝 ,   小池清彦 ,   田島敏久 ,   越智康仁 ,   落合和徳 ,   韓倫奎 ,   篠原勝

ページ範囲:P.61 - P.67

 すでに本紙第30巻6号(昭和51年)に同じテーマで主として早期癌を中心に述べたが,進行癌については全く概略せざるをえなかったところ,編集者の御好意により,改めて報告する機会を得た。
 確かに日常診療上接する,卵巣悪性腫瘍の過半数は進行癌であり,治療成績も不良であることが多く,また診療方針も確立されたとはいい難い現状である。従って,本腫瘍の治療の原則から述べるべきであるが,ある程度既述してあるので,ここでは主として進行癌に対するわれわれの考え方について述べるとともに,治療の実際と,少数例ではあるけれども,従来に比し,生存期間の延長を認めているので,その成績を報告したい。

女児悪性腫瘍の管理

著者: 高嶋達夫

ページ範囲:P.69 - P.77

 女児の悪性腫瘍はきわめてまれである。すなわち1969〜1973年の4年間の小児悪性新生物全国登録(がんを守る会発表)によると5,666例の小児悪性腫瘍のうち,白血病が2,566例とその大部分を占め,第一位にあり,女児の性器の悪性腫瘍は未分化胚細胞腫,胎児性癌および悪性奇形腫等の卵巣の悪性腫瘍40例,その他は特に稀中の稀である子宮悪性腫瘍1例,腟悪性腫瘍5例,外陰部悪性腫瘍1例計47例で0.08%に過ぎない。欧米ではDar—gcon (1948)が小児の悪性腫瘍506例中わずかに2例が女性性器の腫瘍であったと報告しており,HardyとGoldbery (1956)は599例の小児の悪性腫瘍のうちわずか5例が乳房または性器の腫瘍であったと報告しており,最近ではSmith,RutledgeとSutow (1973)が1971年までの27年間に665例の14歳以下の小児癌を扱い,そのうち33例(5%)が小児婦人科の癌であったとTexas大学の統計を報告しており,きわめてまれであることを示している。
 国立小児病院の女児の性器腫瘍に限って観察すれば11年間に26例のうち悪性腫瘍としては8例あり,そのうち卵巣に関しては中間群未分化胚細胞腫2例,悪性群に属する悪性卵巣奇形腫1例,胎児性横紋肉腫1例,腟と子宮と膀胱に関しては腟ブドウ肉腫2例,膀胱および尿道ブドウ肉腫1例,子宮頸部腺癌1例であり,悪性腫瘍は30.8%に当る。

進行癌はどこまでなおせるか

化学療法の立場から

著者: 服部孝雄 ,   新本稔 ,   大屋正章 ,   峠哲哉

ページ範囲:P.15 - P.21

 制がん化学療法が臨床にとりあげられてから,もうずい分長い年月が経過した。極めて副作用の強い,使いにくい薬というイメージが始めからつきまとっており,それは今でもそんなに変わっていないが,使う方の知識と経験がいろいろと積まれてきたので,使いにくい薬でもうまく使えば,それなりにメリットがあるという風な評価をもたれるようになってきたといえよう。しかしながら,進行がんを制がん化学療法でどこまで治せるかということになると,固型がんに関する限り,早期のものでも制がん剤だけで治すことはまだまだ夢物語りである。進行がんに対しては正直のところ疼痛などの自覚症状の改善を目標に使って,結果として多少なりとも延命効果がもたらされればというのが,いつわりのない大方の考え方であろう。もちろん10例に1例ぐらいは驚くほどよく効く症例にぶつかることもあるが,その効果の持続となると,ことに胃がんを対象にする限り,はなはだ不満足といわざるを得ない。
 編集者の意図に反してはなはだ悲観的な書き出しとなってしまったが,本稿ではわれわれがここ2〜3年力を入れている多剤併用,特に溶連菌製剤ビシバニール(OK−432)の腫瘍内大量投与をベースとした,長期間の制がん化学療法について得られた成績を中心にのべてみたい。なおわれわれの対象は胃がんが大部分であり,婦人科領域の経験がほとんどないことを,あらかじめおことわりしたい。

放射線療法の立場から—子宮頸癌Ⅲ期の放射線治療

著者: 荒居竜雄 ,   森田新六 ,   梅垣洋一郎

ページ範囲:P.23 - P.28

 婦人科領域の進行癌の放射線治療といっても範囲が広すぎるので,対象を日常の診療で最も多く遭遇する子宮頸癌(扁平上皮癌)Ⅲ期の治療に限定して話をすすめたい。
 放射線治療は手術と同じ局所療法である。遠隔転移を伴う症例には姑息療法を期待するのみであるが,幸いなことに子宮頸癌は原発病巣がかなり大きくても遠隔転移を有する症例は少ない。しかし局所の癌が制御できないために不幸な転機をとる人が多いので,その治療法について放医研の症例を中心に検討を試みた。

免疫療法の立場から

著者: 木村郁郎

ページ範囲:P.29 - P.32

 進行癌に対する治療は,癌の早期発見の進歩と並んで,化学療法の発達につれて次第に向上してきた。最近登場した免疫療法も主として進行癌に対し延命を目的としたものである。しかし現在では自ずとその限界があり,癌治療の道は峻しいことが予測される。今回は私の過去15年間の癌治療の経験をもとに現時点における感想を述べる。

手術療法の立場から

著者: 泉陸一 ,   川名尚 ,   菅生元康 ,   白水健士 ,   柴田治郎 ,   川越厚 ,   滝沢憲 ,   川端正清 ,   坂元正一

ページ範囲:P.33 - P.40

 従来から,初期癌,早期癌,進行癌というものの定義ははなはだあいまいであり漠然と使われることが多いが,近年のめざましい癌の早期検出法の進歩や,治療法の変革に伴い,これらの概念は明らかに従来とは変わってきているように思われる。たとえば癌検診が進んでいる子宮頸癌では,もはやstage Iaをこえたものは進行癌とすべき段階にきている。
 現在,癌に対する治療法のうち,根治的といえるのは一般的には手術療法と放射線療法とであるが,いずれも局所療法にすぎないし,限局された範囲内に癌がとどまっている場合でも治療によって重要臓器や脈管,神経などへの致命的な副障害をあたえてはならない制約がある。これらの限界をこえてひろがった癌や,予後からみて高い治癒率を期待できない段階にまで進展したものを,本論文ではかりに進行癌と規定して,それに対する手術療法について,われわれの考え方を紹介し,諸先輩の御意見,御批判をお願いすることにしたい。

ペインクリニックの立場から

著者: 播磨晃宏 ,   森健次郎

ページ範囲:P.41 - P.45

 一般に子宮癌は他の臓器の癌に比べて,発病してから死亡するまでの期間が比較的長く,従ってそれだけ病悩期間も長い。
 子宮癌による疼痛の発現は,他の臓器癌の場合と同様,神経叢の腫瘍による圧迫,あるいは神経鞘内への腫瘍細胞の浸潤によるものである。疼痛は当然,子宮癌の初期症状ではないが,通常一度疼痛が現われると,それは常に進行性であり,疼痛の範囲は日とともに広がっていく。子宮頸部癌の末期は,程度の差はあってもたいていは疼痛を伴っている。

臨床メモ

風疹ワクチン接種と胎児感染

著者: 竹内久彌

ページ範囲:P.21 - P.21

 わが国でもいよいよ風疹ワクチンが実用化され,予防接種が実施されようとしている。すでに良く知られているようにこのワクチンは接種のタイミングが妊娠と重ならぬように十分な注意が必要であるが,実施段階での多少の混乱は避け得ないものと思われる。
 事実,米国では1969年からの接種経験の中で,このような実例があらわれており,政府の健康教育福祉局のグループが報告を行なっているので紹介してみたい。

トピックス

妊娠中の性交と早産

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.59 - P.59

 Javert1)はその著書である「自然および習慣性流産」の中に,習慣性流産の治療には性的の禁欲が重要であるとのべている。事実Mastersら2)によれば性交により子宮の収縮が促がされることが判明している。このことについてGoodlinら3)は1971年に妊娠32週以後のorgasmの頻度をみると満期産よりも早産例に有意に高いことより,母体のorgasmが早産の原因であるとのべている。さらに彼ら4)は1972年に分娩6日前の満期の妊娠で内部のモニターを用いてorgasm中の子宮収縮と胎児心音の減少との関連性を検討し,妊娠満期でのorgasm中の記録によると陣痛の開始と胎児環境の変化がみられることを強調している。その他にもprostaglandinが子宮収縮に関与することが判明しているが,精液中にはprostaglandinが含有しているために,この射精された精液が子宮収縮をうながし,早産を起こす可能性も考えられる。
 そこでWagnerら5)は,娠娠37週以前で児の体重2,500g以下の出産をしたものを早産として(この間に出生した260例のうち19例の早産例があったが),この全例にSeattleの産婦人科医74名と男子医学生3名による問診を行なった。なお,対照例として19例の早産例にマッチした年齢,妊娠歴,人種などの満期産と比較した。対照群の方が早産群や全妊娠群に比して各妊娠期間中での性交回数は多い。

原著

子宮頸癌検診における一つの新しい指標としての腺口—第2報 腺口形態と頸癌の浸潤度との関係および円錐切除例数の推移

著者: 岸恭也

ページ範囲:P.79 - P.83

 第1報(本誌30(12);1043)において,著者は子宮頸部の腺口を分類し,それが上皮性疾患の病巣の確認において持つ意義について報告した。
 第2報においては現在問題になっている浸潤度の判定における役割を中心として述べ,併せて当科における円錐切除例数の推移についても触れたい。

症例

子宮内リステリア感染症例

著者: 相馬広明 ,   吉田啓治 ,   又吉国雄 ,   金兌貞

ページ範囲:P.85 - P.90

 リステリア感染症はリステリア菌Listeria monocyto—genesによって惹起される疾患であるが,本菌は元来野生動物や家畜動物にも広く分布しており,ことに鳥や家畜動物,実験動物にも本症が生ずるだけでなく,ヒトにも直接感染する。通常成人や小児では髄膜炎型が多いが,それが妊娠中ならば重篤な子宮内感染を起こすことが知られている。その罹患動物はヒトを含めて牛,羊,山羊,家兎,モルモット,チンチラなどの報告例があり,そのために流・死産を起こしたり,早産児も胎児敗血症性肉芽腫症を起こして出生後数日以内に死亡することが多い。
 本邦におけるリステリア感染による胎児敗血症例は明石ら(1960)と私どもの例(1962),永井ら(1967),我妻ら(1971)の4例があるにすぎない。

一側性4胎卵管妊娠の1例

著者: 藤井信吾 ,   伴千秋

ページ範囲:P.91 - P.93

 多胎妊娠の頻度は,Hellinによればその胎児数を増すにつれて,80n−1:1と少なくなるとされているが,子宮外に着床した多胎妊娠もその胎児数が増せばきわめてまれな現象となっている。子宮外多胎妊娠に関して,現在までわれわれが知るところでは,双胎および3胎子宮外妊娠の報告は見るが,4胎子宮外妊娠の報告は,本邦にも欧米にも見あたらないようである。
 今回,われわれは1側性4胎卵管妊娠というきわめてまれな1症例を経験したのでここに報告する。

薬の臨床

血清蛋白,血清蛋白分画よりみた妊婦貧血の治療

著者: 藤森博

ページ範囲:P.94 - P.96

 アミノ酸がV.C.と同様に鉄吸収に影響を及ぼすことはすでに知られており,また貧血の予防並びに治療に蛋白質が示す価値もすでに重視され,低蛋白血症の場合には貧血が起こりやすく,この場合鉄剤のみを投与しても貧血は治癒せず高蛋白食にして始めてその効果が期待できることが報告されている。今回妊婦貧血の治療に鉄剤とl—トリプトファンを併用投与し,治療前後における血清蛋白並びに血清蛋白分画の変動について観察を行なったので報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

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今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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