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特集 妊娠時の生理--その適応と異常 Ⅲ.適応異常とその周辺疾患
妊婦糖尿病—とくに予防と早期発見
著者: 安藤暢哉1 吉田益美1
所属機関: 1北野病院産婦人科
ページ範囲:P.1028 - P.1033
文献購入ページに移動 1921年にBantingとBestによりインスリンが発見されて以来半世紀余り経た現在,糖尿病婦人の不妊,妊婦死亡の問題はほぼ解決し,糖尿病妊婦における児の周産期死亡も近年減少傾向にあり,これは糖尿病コントロールの改善,適切な分娩時期の決定,新生児管理の進歩に負うところが多い。
妊娠と真性糖尿病の合併例のコントロールについては他の成書に譲ることにし,今回は特集号のテーマ「妊娠時の生理—その適応と異常—」に関係ある事柄について述べたく思う。
妊娠と真性糖尿病の合併例のコントロールについては他の成書に譲ることにし,今回は特集号のテーマ「妊娠時の生理—その適応と異常—」に関係ある事柄について述べたく思う。
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