icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻12号

1977年12月発行

トピックス

3カ月周期によるピルの出現

著者: 広井正彦1

所属機関: 1山形大学医学部産婦人科学

ページ範囲:P.1082 - P.1082

文献概要

 Pincusが経口避妊薬(ピル)を開発して以来,その安全性・効果・容易性などで世界中に広く用いられ,今日では5千万人以上の婦人が服用していると推定されている。
 今日用いられているピルは主として中枢神経系の周期性リズムと考えられている28〜30日の月経周期に相当するように,人工的に月経様消退出血を作り出すように作成されている。ここで考えてみなければならないのは,なぜ月経周期が月(moon)の周期と同じであるのか1),また人工的に月経様消退出血をきたすなら必ずしも28日周期を作らないでもよいのではないかという問題である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら