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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻12号

1977年12月発行

疾患の病態と治療 ハイリスクベビー

The High Risk Infant総論

著者: 島田信宏1

所属機関: 1北里大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.1083 - P.1087

文献概要

Ⅰ.The high risk infantとは
 「The high risk infant」ということばが,はじめて用いられた頃は,妊娠,分娩によって,出生後に予後不良な疾患や,特殊な濃厚診療を必要とする疾患に罹患することが予測される新生児を意味していたが,最近ではこれに加えて,現在すでに何らかの疾患で診療されている重症な新生児,出生直後の呼吸障害例,すなわち,新生児仮死例も含まれるようになった。
 日本語としては,ハイリスクベビーというよりも「ハイリスク・インファント」という語が,一般に,用いられているが,「ハイリスク新生児」の表現も使われるようになった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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