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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻12号

1977年12月発行

疾患の病態と治療 ハイリスクベビー

分娩異常とハイリスクベビー

著者: 藤井悳1

所属機関: 1大阪赤十字病院産婦人科

ページ範囲:P.1129 - P.1133

文献概要

 High risk babyはhigh risk pregnancyに対応する概念であり,一般にhigh risk妊婦が先行すると考えられている。しかし図1に示すように妊娠経過は全く正常でありながら,分娩時異常(いわゆる難産,dystocia)によりhigh risk babyの出生をみることもかなり経験するところである。
 High risk pregnancyに関しては,そのリスク度に応じ,Butler,Goodwin,Nesbitt,Simmondsらの評価表がありGluckのごとく分娩時異常あるいはそれを予想し得る因子もrisk factorに入れている場合もある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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