文献詳細
文献概要
疾患の病態と治療 ハイリスクベビー
分娩異常とハイリスクベビー
著者: 藤井悳1
所属機関: 1大阪赤十字病院産婦人科
ページ範囲:P.1129 - P.1133
文献購入ページに移動 High risk babyはhigh risk pregnancyに対応する概念であり,一般にhigh risk妊婦が先行すると考えられている。しかし図1に示すように妊娠経過は全く正常でありながら,分娩時異常(いわゆる難産,dystocia)によりhigh risk babyの出生をみることもかなり経験するところである。
High risk pregnancyに関しては,そのリスク度に応じ,Butler,Goodwin,Nesbitt,Simmondsらの評価表がありGluckのごとく分娩時異常あるいはそれを予想し得る因子もrisk factorに入れている場合もある。
High risk pregnancyに関しては,そのリスク度に応じ,Butler,Goodwin,Nesbitt,Simmondsらの評価表がありGluckのごとく分娩時異常あるいはそれを予想し得る因子もrisk factorに入れている場合もある。
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