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研究へのいざない・8
哺乳類卵子および未着床胚の染色体観察と分析
著者: 美甘和哉1
所属機関: 1旭川医科大学生物学教室
ページ範囲:P.1137 - P.1141
文献購入ページに移動 自然流産・人工流産の形態学的・細胞遺伝学的研究により,発生異常・染色体異常はヒトで非常に多く,発生期を溯るほど頻度が高くなることが明らかになった。染色体異常はその成因・生成機序が明らかでないものが大部分である。これらの原因を解明するには,配偶子形成期・初期卵割期など,異常が生成される時点における研究が最も重要であることが認識されるようになった。
本稿では,上述の研究の基礎をなすものであるにもかかわらず,開発が遅れていた配偶子期・初期卵割期の染色体標本作製法について,最近著者らの研究室で開発された方法を紹介する。
本稿では,上述の研究の基礎をなすものであるにもかかわらず,開発が遅れていた配偶子期・初期卵割期の染色体標本作製法について,最近著者らの研究室で開発された方法を紹介する。
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