icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻2号

1977年02月発行

文献概要

臨床メモ

利尿剤投与による泌乳抑制法

著者: 竹内久彌1

所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.111 - P.111

文献購入ページに移動
 乳汁分泌抑制法には現在ホルモン剤投与が広く行なわれており,一般的な補助療法として水分摂取制限,乳房緊縛,氷罨法なども試みられる。しかし,実際にはなかなか有効な方法がなく,苦痛を強いられる場合も多々あることはいうまでもない。しかもホルモン剤投与には何かと不安が伴うものである。
 南アフリカのCominosら(SouthAfrican Med.J.,50;251,1976)は新しい乳汁分泌抑制法として,水分摂取制限とともに利尿剤のfurose—mide (ラシックス)を投与することで極めて良い成績を得ているというので,その内容を紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?