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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻2号

1977年02月発行

症例

後腹膜に発生したAngiomyomの1例

著者: 木村好秀1

所属機関: 1市立岡谷病院産婦人科

ページ範囲:P.167 - P.171

文献概要

 元来,後腹膜腫瘍は比較的まれなもので,Burmeisterによると腫瘍全体の0.2%を占めるに過ぎないという。しかし本腫瘍はその発生部位や臨床症状から患者は各科を訪れることが考えられ,われわれ臨床医はまれなものとはいえ後腹膜腫瘍に対しても関心を払う必要がある。
 わが国における後腹膜腫瘍は明治35年の今の報告が第1例であるといわれ,その後今日までに400例近くが報告されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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