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症例
文献概要
元来,後腹膜腫瘍は比較的まれなもので,Burmeisterによると腫瘍全体の0.2%を占めるに過ぎないという。しかし本腫瘍はその発生部位や臨床症状から患者は各科を訪れることが考えられ,われわれ臨床医はまれなものとはいえ後腹膜腫瘍に対しても関心を払う必要がある。
わが国における後腹膜腫瘍は明治35年の今の報告が第1例であるといわれ,その後今日までに400例近くが報告されている。
わが国における後腹膜腫瘍は明治35年の今の報告が第1例であるといわれ,その後今日までに400例近くが報告されている。
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