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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻2号

1977年02月発行

薬の臨床

分娩時腟会陰切開・裂傷部縫合創に対するTochinomine Bの治療効果

著者: 下里直行1 田原祥功2 西川義雄3 山口龍二3

所属機関: 1町立大淀病院産婦人科 2町立大淀病院中央検査部 3奈良県立医科大学産婦人科

ページ範囲:P.177 - P.179

文献概要

 分娩時の腟会陰切開・裂傷部縫合創の疼痛が産褥婦の歩行,体位変換,排尿排便動作,悪露交換,授乳などの行為をさまたげ,快適であるべき産褥期を不快なものとしている場合が少なくない。従来から,この疼痛の軽減をはかるため,多くの産科医により腟会陰切開方法や創の縫合方法が検討されてきた。
 他方,縫合創が炎症性治癒過程をたどるという理由から,非ステロイド系鎮痛・下熱剤や消炎酵素剤に代表される薬物的療法が試みられ,その治療報告が数多くなされている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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