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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻3号

1977年03月発行

雑誌目次

指標

周生期の胸腺機能についての一実験—生殖機能の発育と免疫機能成立との関係を求めて

著者: 西塚泰章

ページ範囲:P.189 - P.195

Ⅰ.一つの作業仮説の提示
 ここで述べる周生期とは
 動物の種類によって妊娠期間には相当大きな開きがある。すなわち,個体発生的な意味からみても種々の動物の胎仔は似た発育段階で出生期をむかえるとはいえない。これと関連して周生期ないし周産期とよばれる時期は,動物によって生物学的意味にも違いがあることは当然である。したがってヒトの周産期の諸問題,特に臨床的な重要課題の解析に実験動物の周生期の所見を直ちに応用することはかなり困難であろう。こうした点から周生期学とよばれる分野が実験医学の領域で確立しているかどうか私にはわからない。ここではこの議論に深く立ちいる必要はなかろう。以下に述べることから了解されると思うが,私は周生期を「動物の出生前後の時期を中心とした発生の後期で,独立した生存能力を個体が獲得しつつある時期」と簡単にいいかえて"周生期"という言葉を用いているにすきない。

疾患の病態と治療 リスクの高い病態の対策--産科から

習慣性流・早産

著者: 余語郁夫 ,   芦原孝三 ,   木下道雄 ,   堀越順彦

ページ範囲:P.197 - P.200

 従来,流産の病態については,実に多岐にわたる問題が提起され,考察されているが,実際の臨床にあたって,その成因を確認し,それらに対して的確な原因療法をとり得ることは極めて少ない。とくにすでに切迫流産の症状が現われているような場合,あるいは約60%に児の染色体異常が認められるともいわれる1)初期流産などでは,その取扱いには悩まされ,その解明への道もいまだ緒についたばかりである。一方,習慣性流産においては,非妊時に次回妊娠に際して予想される事態に対処し得るよう,詳細な原因の追求と,それに基づく治療を施し得る場合も少なからずみうけられる。ここに習慣性流産臨床の特異性がうかがわれる。本稿では,このような習慣性流産の病態の一端に触れるとともに,現時点において試みる価値のあると思われるその対策について言及したい。

妊娠合併症

著者: 福田透

ページ範囲:P.201 - P.206

 妊娠継続期間が9ヵ月余とかなりの長期間にわたることから,各種の合併症を有する妊婦(以下妊娠合併症例と略)との遭遇は必して稀有なことではない。
 産科外来における妊娠合併症例は大別して,妊娠前に既に疾患や異常の存在が明らかである症例と,妊娠成立後に始めて気づかれる症例の二つがある。しかも合併症はあらゆる分野にわたる可能性があり,妊娠現象自体の複雑性と相まって千差万別の多彩な病態像を形成し,明解な診定や対応をなし得ない事もしばしばある。とうていわずかな紙数では記述し得ないが,以下基本的事項と代表的な疾患の2〜3につき略述したいと思う。

予定日超過と胎盤機能不全

著者: 河上征治

ページ範囲:P.207 - P.210

 胎盤機能不全には在胎日数超過を筆頭に,系統疾患としての妊娠中毒症(EpH gestosis),糖尿病,梅毒,栄養障害等が関連する。本稿では臨床的に最も遭遇する分娩予定日超過と胎盤機能不全を中心に解説してみたい。
 胎盤機能検査法にはEstriol (E3),HPL (HCS),Heatstable-Alkali-Phosphatase,LAP,CAP,がrou—tine workとしてあるが,臨床所見としては,妊娠月数に比して子宮が小さい(small uterus for gestational period),真の予定日を過ぎているかどうかが問題となってくる。

常位胎盤早期剥離

著者: 池田友信 ,   上田哲平

ページ範囲:P.211 - P.215

 妊娠後半期に児の娩出に先だって,正常位に付着していた胎盤が,何らかの原因で完全,または不完全に剥離したことによって起こる症候群を,本邦ではドイツ学派のいうDie vorzeitige Ablo—sung der normal sitzenden Plazenta,常位胎盤早期剥離(以下,胎盤早剥と略す)と呼んでいる。その他,本症を示唆するものとして,Couvelaireによって名づけられたuteroplacental apoplexy(子宮胎盤溢血),米国学派のabruptio placentae(胎盤剥離)や英国学派が命名したaccidental hemorrhageなどがあるが,本症の病態や原因を如実に表現した名称といえよう。
 胎盤の早期剥離といっても,児の娩出前に何の症状も示さないで,娩出した胎盤子宮面の所見から早剥が証明されるような軽度のものから,臨床的にみていわゆる胎盤早剥と診断されるような重症型のものまで含まれているが,本稿ではもちろん,後者を意味するものである。胎盤剥離面からの内・外出血による失血やしばしば合併している妊娠中毒症,低フィブリノーゲン血症による血液凝固障害による分娩後の弛緩性出血,腎不全のような症状の併発によって母体の生命が脅かされるとともにしばしば低体重児の分娩や死産の原因となっている。

胎児回旋・位置異常

著者: 杉山陽一 ,   植松有門

ページ範囲:P.217 - P.223

 分娩という自然現象において,その約96%が頭位で,正常の分娩機転にしたがい経過するが,残り数%は正常の経過をとらず,胎位・胎勢の異常を,または産道経過中に正常とは異なった分娩の進行経過をとり,すなわち回旋の異常をきたして,放置すれば母児ともに重大な影響をおよぼすという症例に遭遇することがある。
 このような分娩例を実地に取扱う際には,当然のことながら,分娩経過中における進行状態を十分に監視して,正常・異常の有無を的確に判定し,そのおのおのについての分娩機転をよく理解し,必要に応じ,それらに基づいて適切な処置を迅速にとらねばならない。そのような試みの結果では,診断や処置が後手後手になることもなく,産婦・胎児が重大な事態に陥ることを防ぐことができるのは,当然といえよう。

胎児切迫仮死

著者: 千村哲朗

ページ範囲:P.225 - P.231

 妊娠末期および分娩時における胎児管理方法は,胎児の呼吸・循環不全を早期に診断する各種の情報獲得手段の進歩により,確実な前進と的確な診断parameterを提供し,周産期における児の低酸素症に対する早期治療を可能とした。
 まず第一は,latent fetal distress (潜在性胎児切迫仮死)に対する各種の胎児・胎盤機能指標(尿中estriol,HPL,αFP,HSAPなど)やfetal reserve power (胎児予備能)指標としての負荷試験(Oxytocin challenge test)などがある。とくにfeto-placental reserveの低下しているhigh-risk pregnancyにおける胎児危険信号の早期獲得は,分娩時におけるfetal distressの管理に重要な情報をあたえている。

分娩時出血

著者: 寺尾俊彦 ,   尾池純子

ページ範囲:P.235 - P.241

 分娩時異常出血の大部分は,妊娠によって怒張した血管が何らかの原因で破綻することによって起こる出血—器質的出血である。従って,その止血には破綻部の修復,原因除去(機械的止血)が効を奏するのはいうまでもない。しかし,分娩時異常出血の中には時として機能異常に基づく出血があり,産科出血の治療にあたっては,この出血に対する十分な配慮がされねばならない。機能的出血には子宮筋収縮機能異常(弛緩性子宮出血),血液凝固機能異常による出血などがある。
 前者の器質的出血の止血法に関しては,多くの論文や教科書で述べられているので,本稿では主として後者の機能的出血について述べたい。機能異常に基づく出血を効果的に止血するためには,まず分娩時生理的出血の止血機構を知らねばならない。そこでまず生理的止血機構について触れ,ついで,この機構のどこに異常が起こったとき,どのような出血をしてくるかについて,例をあげながら述べたいと思う。

血液型不適合妊娠

著者: 堀口文

ページ範囲:P.243 - P.248

 新生児溶血疾患による重症黄疸は数日のうちに核黄疸による新生児死亡や脳性麻痺などをきたすため,産科医にとって最も配慮すべき事柄の一つである。そのうち,とくに血液型不適合に起因する場合は当然その発生が予知されるから,分娩前からの検査や治療が必要となる。最近は交換輸血や光線療法により重症罹患児の発生が減少したが,このような患者は次回の妊娠でくり返し発生する可能性があるため,妊婦やその家族にとって悩みや不安が大きい。また,生児がいない場合や脳性麻痺児をかかえている家庭では,病児のためにもなおさら健康な弟妹を望むものが多く,かといって血液型は変えることができないから,悪条件の組合わせでいかに管理・治療して健児を得るかが産科医に課せられた問題である。
 血液型不適合妊娠についての業績や研究発表は枚挙にいとまがないが,このたびは劇症例について,とくに2回以上の妊娠歴にわたっての観察を行なったものについて解説する。

新生児先天異常—とくに染色体異常

著者: 大浜紘三 ,   高原宏之 ,   久住一郎 ,   藤原篤

ページ範囲:P.249 - P.255

 先天異常congenital anomalies,birth defectsとは,一般に出生時,あるいは出生後,遠からず発見される形態的および機能的異常と解釈されているが,厳密な定義や異常の範囲となると,諸家の見解は必ずしも一致していない。しかも出生から生後1年で発見される異常の頻度は,出生時にみられる異常の頻度の半ばにもおよぶともいわれ,異常の頻度も報告者によりかなりの差異がある。
 先天異常のうち形態的,器質的異常は奇形malformationと呼ばれるが,通常奇形として扱われるのは生命や,機能的にも社会的にも都合の悪い形態異常を示す大奇形major anomaliesである。これに対し,毛髪線低位,虹彩色素異常,耳介低位,高口蓋,小下顎,翼状頸,仙骨小窩,軽度の尿道下裂,外反肘,短指等は,小奇形minor anomalies,あるいは変質徴候として大奇形とは別個に扱われ,それ自体は先天異常にいれられていない。しかし大奇形—小奇形(変質徴候)—生理的変異を厳密に区別することが困難な場合も少なくないし,変質徴候の観察によって重篤な内臓奇形や染色体異常がみいだされる場合もあり,臨床的にも変質徴候の扱いは慎重でなければならない。

新生児重症黄疸

著者: 荻田幸雄

ページ範囲:P.257 - P.260

 近代医学の発展は,数多くの疾患の病態,病因を明らかにするとともに,その疾患の治療法,あるいは予防法の開発を可能にしつつある。なかでも,新生児黄疸,とくに母児血液型不適合の際に発症する新生児溶血性黄疸に関する限り,その病因の解明,病態把握,重症度の予測法,治療法,あるいは予防法の進歩はめざましく,本症を惹起する可能性ある症例に対して,母体免疫抗体価の測定,羊水中ビリルビン様物質の測定,胎内交換輸血など積極的な管理,治療を行なうことが可能となっている。
 しかしながら軽症の黄疸以外,なんら認むべき症状を呈さず,その黄疸も生後一週ほどで消退する,いわゆる新生児の「生理的黄疸」に関しては,溶血性黄疸に比して,その病因論的解析は不十分であり概念的な部分も少なくない。また,定義に関しても,「生理的」黄疸とこれに対応する「重症」黄疸との間には明確な区別はなく,あくまでre—trospectiveな臨床経過に対する診断名であるので,溶血性黄疸のごとく,児の黄疸が「生理的」範囲内で終わるのか,生理的範囲を越えて進行性に黄疸が増強し「重症」黄疸に移行するのかの予測は不可能であり,この点が実地臨床上極めて重要な問題点となっている。

臨床メモ

胎動数記録の意義(続)

著者: 竹内久彌

ページ範囲:P.200 - P.200

 妊婦自身による胎動数記録が胎児の健康状態を知るための良い指標になり得るであろうことは,Sadovskyらの検討結果としてすでに本欄(29巻3号)でも紹介したとおりである。同様な検討の報告として,今回はウェールス大学病院のPearsonら(Brit.Med.J.1,1305,1976)の結果を紹介してみたい。
 彼らの行なわせた記録法は午前9時から午後9時までの12時間に妊婦自身が自覚した胎動数を記録させるもので,その目的は胎動数の正常範囲を知ること,リスク妊娠例での胎動数を観察すること,子宮内胎児死亡と胎動数との関連を明らかにすること,などにあった。

トピックス

性腺形成不全症(gonadal dysgenesis)の妊孕性

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.223 - P.223

 原発性無月経は性腺形成異常の症例の際には特徴的な症状の一つである。しかしこのような症例では性染色体の異常,たとえば45Xが多く,第2次性徴の発育不全のみばかりでなく身長の発達も悪いことが多い。
 このような性腺形成不全(gonad—al dysgenesis)には月経の発来をみても不順で無排卵であることが多く,そのために妊娠する可能性は皆無であると考えられていた。1960年になりBahnerら1)によりこのような症例でも妊娠したとの報告がなされて以来,その妊孕性が注目されるようになった。Ferguson-Smith2)によれば,45Xの婦人の8%,45X/46XXのモザイクの婦人の21%が自然の月経発来をみたとのべていることから,当然にモザイクをもつものに妊娠率が高くなることになる。

Prolactin分泌性脳下垂体microadenomaの診断

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.255 - P.255

 Prolactinのradioimmunoassayが可能になって以来,Prolactinが乳汁分泌に対して主要な役割を果たしていることが一層明らかになり,また,臨床上にも種々のProlactin分泌異常疾患が注目されるようになってきた。とくに,Prolactinの上昇により惹起される乳汁漏をきたす疾患は,無月経を伴うことが多く,乳汁分泌性無月経症候群と呼ばれている。現在でも真の病因に関しては不明な点が多いが,視床下部—下垂体系の機能障害であろうと考えられている。従って血中Prolactinの上昇を認めた場合には,脳下垂体腫瘍の有無をまず検索しなければならない。普通行なわれる頭部単純X線撮影でトルコ鞍の拡大像などの所見があれば,その診断は容易であろう。しかるに,血中Prolactinの上昇を認めるにもかかわらず,拡大像などの異常所見が認められない症例の診断は困難である。
 Wiebeら1)は,年齢19〜27歳の若年婦人で続発性無月経をきたした患者の血中Prolactin濃度をradioi—mmunoassayにて測定し,異常な高値(150〜970ng/ml)を認めたにもかかわらず,普通の頭部単純X線撮影で,トルコ鞍の異常所見が認められず,血中gonadotropin (LHおよびFSHなど),TSHおよびgrowth hormone等も正常範囲内であった4症例につき,その診断を中心として報告している。

原著

高単位エストリオール(100mg)内服剤による妊娠子宮腟部柔軟化に関する臨床的研究

著者: 中山徹也 ,   荒木日出之助 ,   高橋諄

ページ範囲:P.261 - P.268

 今日の産科臨床では,陣痛計を用いて陣痛状況を正確に知ることができると同時に,微弱陣痛に対しては,Oxytocin,Prostaglandineなどを用いて,ある程度対処できるようになった。また,心拍計を組み込んだ分娩監視装置の応用により胎児管理も容易になり,さらに児頭と骨盤の適合性の問題もX線骨盤計測はもちろん,超音波による子宮内児頭大横径計測が可能になり,かつ帝王切開が比較的安全に行なわれるようになって,もはや産科医の悩みとなるほどのものではなくなった。しかるに軟産道の柔軟性・伸展性の良否に対しては,今日なお臨床的に用いうる,満足すべき普遍的な計測器の開発もなく,検者の勘に頼らざるを得ないばかりでなく,確実に子宮腟部の柔軟化・伸展性を促進せしめうる薬剤の開発もまた不十分といっても過言ではない。
 現在,Estriolは妊娠末期子宮に対して子宮腟部軟化促進作用があるものと推定され,軟産道強靱症に広く試用されているが,Estriolの子宮腟部軟化促進に関する基礎的検討は少なく,わずかに本邦では九嶋・一条ら1)のEstriol投与時の頸管組織像の検討,畝木ら2)の頸管水分量の検討,斎藤3)の子宮頸組織電顕像の検討から,また,われわれ(中山ら4))は頸管組織における酸性粘液多糖体の組織化学的検討からEstriolの頸管軟化作用を示唆しているに過ぎない。

Cone-biopsy後の経過観察の重要性—とくに細胞診による観察

著者: 杉下匡 ,   山本久美夫 ,   五十嵐優子 ,   天神美夫 ,   西浦天宣 ,   大村峯夫

ページ範囲:P.269 - P.275

 子宮頸部初期病変の病理組織学的診断法の一つであるcone-biopsy (円錐切除術)は,確定診断法として,内外の文献にも記載されてきた。
 Cone-biopsyの適応は,punch-biopsyの結果,異常病変を確認できないにもかかわらず,細胞診やコルポスコープ所見に頻回に異常を認める場合であったり,またはpunch-biopsyの結果,異常病変を確認したものの,さらに進行した病変が隣接していないか否かを知りたい場合等である。なおその他,別の医療機関でのpunch—biopsy等で異常を指摘されておりながら,細胞診,コルポスコープ,punch-biopsyになんら異常を認めない場合等も適応とされている。Cone-biopsyは元来その診断的真憑性に価値があり,そのためにそれが治療法の選択に結びついている。

症例

帝切後に子宮筋腫核内出血をきたした一例

著者: 岩崎哲夫 ,   村国穰 ,   藤井純一 ,   塚田一郎 ,   街風喜雄

ページ範囲:P.277 - P.280

 子宮筋腫核内の間質性出血は,極めてまれなものであり,とくに肉眼的大出血をきたしたという報告はみあたらない。今回われわれは巨大な子宮筋腫を合併していた妊婦が,帝切後に筋腫核内に大出血をきたして激しい腰痛と呼吸困難を訴え,貧血を伴ったpoor riskの状態で,腹式単純子宮全摘出術を行ない,一命をとりとめた症例を経験したので報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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