icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻3号

1977年03月発行

文献概要

臨床メモ

胎動数記録の意義(続)

著者: 竹内久彌1

所属機関: 1順天堂大学産婦人科

ページ範囲:P.200 - P.200

文献購入ページに移動
 妊婦自身による胎動数記録が胎児の健康状態を知るための良い指標になり得るであろうことは,Sadovskyらの検討結果としてすでに本欄(29巻3号)でも紹介したとおりである。同様な検討の報告として,今回はウェールス大学病院のPearsonら(Brit.Med.J.1,1305,1976)の結果を紹介してみたい。
 彼らの行なわせた記録法は午前9時から午後9時までの12時間に妊婦自身が自覚した胎動数を記録させるもので,その目的は胎動数の正常範囲を知ること,リスク妊娠例での胎動数を観察すること,子宮内胎児死亡と胎動数との関連を明らかにすること,などにあった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?