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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻4号

1977年04月発行

雑誌目次

指標

Computerised axial Tomographyによる卵巣腫瘍の診断

著者: 福島務 ,   加藤敬三 ,   武市和之 ,   小野聡 ,   大沢正司

ページ範囲:P.287 - P.295

 最近の産婦人科領域における診断法は各種ME,RIAの導入により進歩にめざましいものがあるが,骨盤内臓器の診断,とくに卵巣については他の器官(消化管・泌尿器・卵管・子宮)のような体外開口部をもたないので,HSG,PAG,腹腔鏡,さらに穿刺液の細胞診などがあるものの,それらは間接的か,あるいはある程度の腫瘍増大や進行癌に対象が限られている。しかも診断のアプローチにおいても患者に少なからず危険性と苦痛を与えるので,診断信頼性とともに診断法としての価値はいまだしの感があり,よりよい優秀な診断法の開発がのぞまれている。
 最近,諸橋らの階調性超音波断層法による卵巣腫瘍の診断がかなり良好の成績を得ているようである。われわれは最近開発された全身用コンピューター・トモグラフィ(デルタスキャナー) Com—puterised Tomography (Delta Scanner)(図1)を卵巣腫瘍の診断に用いたが,これは非観血的かつ,迅速な客観的診断法が可能で,きわめて信頼性の高い診断が得られたので,その実際について2,3紹介する。

疾患の病態と治療 病態管理の進歩

子宮頸癌

著者: 中西敬

ページ範囲:P.297 - P.302

 正常細胞から一挙に癌細胞が発生することを否定するのは困難であるが,子宮頸癌の臨床上からは,
 異形成—上皮内癌—初期間質浸潤癌—早期癌—進行癌—転移が典型的な進行過程と考えられることが多い。しかし,初期浸潤癌でもリンパ節転移が報告されているように,各種のとびこしや各段階ごとに治療—follow-up (—再発)という分岐などが存在する。したがって,各段階ごとの病態を確実に把握して,その病態に応じた患者の管理が必要である。以下に,その主要な病態について,われわれの管理の方針と最近の知見を述べる。

絨毛性腫瘍

著者: 鈴木健治 ,   甘彰華 ,   雨宮清

ページ範囲:P.303 - P.309

 絨毛性腫瘍(絨腫瘍)の研究発展をふりかえると,Marchand,Meyer,EwingよりNovak,Hertigにいたる病理組織学的知見を基礎とする腫瘍としての概念の確立を経て,1963年,R.Herzに始まる化学療法の臨床応用を契機とし,その有効性の確認と胞状奇胎(奇胎)後の管理方式の確立,地域登録制の推進等がなされ,ここに絨腫瘍の治療成績は著しく向上した。しかしながら絨毛がんとも呼ぶべき絨毛上皮腫(絨腫)についてはいまだ60%前後の5年生存率にとどまり,これを越えて完全征圧を果たすためには,
 1)絨腫発生の防止, 2)より早期症例の診断, 3)さらに信頼し得る治療後緩解基準の設定等がなされなければならない。一方病像分析に関しては低単位hCG測定を中心としていくつかの診断法に発展がみられ,ここに低単位hCG時期における病態の管理が最大の課題となり,このレベルでの絨腫発生防止という予防的観点をも包括した新たな管理方式が検討されつつあるのが現状といえよう。この見地から最近の進歩を中心として本疾患の病態管理のあり方を考察し,現在行なっている具体的方策を述べてみたい。

不妊症—主としてCuldoscopyについて

著者: 岩城章 ,   柴田直秀 ,   西田修二

ページ範囲:P.311 - P.316

 医学の長足な進歩ということばは10年前にも20年前にも使われており,文字どおり日進月歩を示した分野もあるが,遅々とした進歩しかみられない領域もある。不妊症領域で進歩の著しい点といえば,Radioimmunoassayによって血中微量ホルモンの測定が可能になったことと,効果の良い排卵誘発剤が開発されたことであろう。
 さて女子不妊症の病態管理の進歩というテーマではあるが,「病態管理」なることば自身があまり膾灸した語ではない。ある疾患の病因論,検査,診断および治療などのどれもが病理的状態の改善を目的としている。すなわち病態管理であるとここでは解釈した。

妊娠中毒症

著者: 本多洋

ページ範囲:P.317 - P.322

 妊娠悪阻,妊娠中毒症,妊娠中毒症後遺症を含めて広く病態管理につき述べよという編集部からの注文であるが,筆者としては,妊娠悪阻を妊娠中毒症の中に包含して考えることには必ずしも納得していない。もちろん,両者とも妊娠によってのみ起こる異常であって,妊娠が終了するとただちに軽快するという特徴をもってはいるけれども,病態という点からみると,妊娠悪阻は,いうまでもなく,嘔気・嘔吐,食思不振,嗜好の変化などおもに消化管の症状を呈するものであるし,妊娠中毒症は高血圧,タンパク尿,浮腫(体重の著増)を主体とし,いわゆる腎・血管系に臨床的表現をもつものである。発病時期も異なり,病像も違うものを一括してしまうのはいささか早計のように考えるがいかがなものであろうか。
 それはそれとして,これらの疾患のいずれも,本特集の標題としての"病態管理の進歩"という点からすると,ふりかえってあまりにそれが少ないことに気がつき忸怩たらざるを得ない。

妊婦感染症

著者: 青河寛次

ページ範囲:P.323 - P.328

 妊婦における感染症の管理はいうまでもなく,a)妊娠に与える感染の影響,b)感染に及ぼす妊娠の態度,の両面から考えなければならない。つまり,
 1.感染症を伴う妊娠をつづけても,母体のhomeostasisをうまく保つことができるかどうか?

分娩時出血の管理

著者: 真木正博

ページ範囲:P.329 - P.334

 妊産婦の管理の向上とともに,妊産婦死亡が逐次減少しつつあることはたいへん喜ばしいことである。厚生省統計1)によると,昭和49年の妊産婦死亡は昭和30年に比べて約4分の1,昭和40年に比べて約2分の1に減少している。しかし,実数でみると,昭和49年には日本全国で700名もの妊産婦死亡があり,妊産婦死亡率(出生100,000対)にして34で,イタリーを除いた欧米諸国より,まだかなり高い率である。その死因の主なものは妊娠中毒症と産科出血とである。
 本稿では産科出血のうちでも,とくに重要な分娩時出血の管理について述べることにする。

術後の病態管理

著者: 藤原篤 ,   占部武

ページ範囲:P.335 - P.341

 最近の手術療法の適応の拡大と,安全性の向上には,目覚ましいものがある。これは手術術式や手技の進歩というよりは,麻酔学の著しい進歩に伴い,術前,術中,術後における管理法の改善や管理体制の強化によるところが絶大である。
 本稿では,婦人科手術における術後管理について総説的に述べるとともに,われわれが日常行なっている教室の現況について紹介することとする。

トピックス

BBT一相性でも無排卵とは限らない

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.302 - P.302

 基礎体温(BBT)は今日では排卵の時期を推定したり,黄体の形成など卵巣の機能を知るうえで,容易で信頼おけるものとして広く用いられてきている方法である。これは排卵後に形成される黄体より分泌されたprogesteroneの体温上昇作用を利用したもので,BBTの曲線が二相性を示した時には排卵があったとし,低温より高温期に移行するときに排卵が起こったと考えられている。従ってBBTが一相性のときには無排卵と考えられている。最近はBBTと血中ホルモン値との相関が注目され,血中に循環しているprogeste—roneの濃度が4〜8ng/mlに達するとBBTが上昇すると考えられるようになってきた。しかし,ホルモンによる体温上昇作用にも個人差があり,本当にBBTが血中のホルモン動態を適格にあらわしているか疑調視されるようになってきた。
 Johanssonら1)は正常月経を有する17人の婦人の合計33周期での血中progesterone濃度と尿中estrogen排泄量を測定した。これによると,BBTで一相性の無排卵を12%に認めたが,ホルモン測定では無排卵の例はみられなかった.

胎盤性Sulfatase欠損症と尿中エストロゲン

著者: 矢内原巧

ページ範囲:P.371 - P.371

 近年,測定法の進歩とともに,胎児管理の目的で妊婦尿中estriol測定が一般化されつつある。妊娠中のestriolの生成には胎盤のみならず胎児副腎,肝の関与が大きく,従って尿中estriolの測定は胎児—胎盤系の機能を判定することを意味し,この生成機序に関して多くの研究がなされた。すなわち,胎児副腎はDH A-sulfateを分泌し,これは副腎または胎児肝で16α hydroxylationを受け,16αOH-DHA-sulfateとなり,さらに胎盤で芳香化を受けてestriolが生成される。事実臍帯血中にはDHA-sulfate,16αOH-DHA-sulfateが多量に存在しまた,胎児副腎が極度に萎縮した無脳児妊娠では母体血中尿中のestriolは著しく低値を示す。従って尿中のestriol値は胎児自体の副腎機能を強く反映することとなり,胎児がその生活力を失いつつある場合,または胎盤自体の機能が障害をうけている場合にはestriol値は低値となる。
 従来,低estriolを示す場合は妊婦が大量のcorticoid投与を受けた場合を除いて,(1)子宮内胎児死亡またはfetal distress (2)無脳児妊娠,(3)胎児副腎の発育不全,(4)母体腎障害等が考えられた。

臨床メモ

HMG-HCG療法におけるDose selection

著者: 佐藤直樹

ページ範囲:P.309 - P.309

 無排卵症の治療にHMG-HCG療法が現在広く用いられるようになったが,一方ではこれらの外因性ゴナドトロピンの過剰刺激による卵巣肥大,あるいは多胎妊娠等の副作用が問題になっている。従って,これらの副作用をきたさない範囲で,しかも排卵を効果的に誘発させる必要最小量を決めることは臨床的に大きな課題である。
 エストロゲン測定等で投与効果をモニターすることができない場合,どのような基準で投与量を決めたら良いか判断に困る場合が多い。この問題に関して,Marshall,J.R.らは頸管粘液検査及び内診による卵巣所見と,投与量の関係から標準曲線(Dose Response curve)を作り,推計学的に検討している。Clomiphene citrate 100〜150mg/日5日間投与が無効な無排卵周期の患者に月経周期の第1日,4日,および8日に一定量のHMGを投与し,10日にHCGを投与している。HCG投与直前の10日の頸管粘液検査の所見をSpin—nbarkcitにより0〜2cm,3〜8cm,9〜12cmの3段階に分けてそれぞれを,None,FairおよびGoodとratingした。一方実際に投与したHMGの総量(Actual dose)と排卵誘発に必要最小量(First ovula—tory dose,F.O.D)の比をRelative doseとした。

連載 リプロダクション講座・17

胎児内分泌(1)—総論および間脳—下垂体系・性腺系の分化

著者: 坂元正一 ,   木川源則 ,   水野正彦 ,   水口弘司 ,   佐藤和雄 ,   神保利春 ,   桑原慶紀 ,   森宏之 ,   中井利昭

ページ範囲:P.343 - P.351

Ⅰ.総論
 広い意味でのreProductive physiologyあるいはendocrinologyは画期的な進歩をとげたが,胎児のもつautonomyからこれらの諸現象を眺めようとする者にとっては,近代産科学の軌跡のなかに,胎児内分泌学を軸としたobstetric endocrinologyのわだちの跡の乏しいことに今さらながら驚かざるを得ない。
 おそらく,胎生期の分野は,発生学者にとってはtoo oldであり,内分泌学者にとってはtoo youngであるだけでなく,密室のなかの閉ざされた神秘的現象として研究の谷間におかれていたからであろう。

研究へのいざない 動物実験入門講座

小動物の飼育管理

著者: 信永利馬

ページ範囲:P.353 - P.357

Ⅰ.基本的な考え方
 現在の実験動物に対する考えの主体は「生きた試薬であり物差しである」とする。したがって,いつどこでだれが動物実験を行なっても,用いる動物の個体の歴史と実験条件が同じであれば,結果は再現されるであろうと期待される。そこで実験に使用することを目的として,育種されて生産される動物のみを実験動物として表現し,これは他の家畜や野生動物と区別されている。

原著

高感度赤血球凝集阻止反応による尿中低単位hCGとLH測定について

著者: 今村定臣 ,   今道節夫 ,   三浦清巒 ,   加瀬泰昭

ページ範囲:P.359 - P.363

 LHあるいは低単位のhCGは現在は主に,radio—immunoassay (RIA)により測定されている。このRIAは方法論的には優れた測定法であるが,radioisotopeを使用するため相応の設備と管理可能な施設でなければ使用できず,すべての臨床医が容易に測定できない欠点がある。
 臨床的にはLHや低単位hCGの測定を必要とすることは非常に多く,たとえば無排卵周期症や無月経症における病巣の部位別診断および排卵誘発法の適応とその効果の判定等にはLHの測定が必要であり1),また絨毛性腫瘍の治療後におけるhCGの下降パターンを分析するにも低単位hCGの定量が必要である2)。ところでradioisotopeを使用しない従来の免疫学的測定法すなわち免疫学的妊娠反応は簡便で迅速な測定法であるがLHや低単位hCGの定量には感度の面で利用できなかった3)。しかし最近になって同様の原理,すなわち赤血球凝集反応あるいは赤血球凝集阻止反応4)を利用し,しかも感度を非常に高めた試薬が開発,市販されるようになり,尿中LHや低単位hCGの測定が特別の技術,設備を必要とせずできるようになった。今回,高感度赤血球凝集阻止反応に基づく尿中LH,hCG測定試薬Lu—tconosticon (日本オルガノン社,東京)を使用し,その基礎的検討と臨床応用を試みたので報告する。

症例

慢性骨髄性白血病妊娠分娩の1例

著者: 竹森和正 ,   姫野憲雄 ,   村田匡好 ,   麻生武志 ,   西村敏雄 ,   山岸司久 ,   内田三千彦 ,   田嶌政朗 ,   堂前尚親 ,   中村徹

ページ範囲:P.365 - P.371

 近年白血病の発生は増加の傾向にあるといわれている1,2)。しかし白血病と妊娠の合併は比較的まれであり,白血病の治療法が進歩し,寛解状態をもたらす例も多くなったにもかかわらず,妊娠合併例の治療には現在なお多くの問題があり,妊娠の継続の可否についても賛否両論がある。
 われわれは妊娠28週に慢性骨髄性白血病を合併した初妊婦に対し,分娩前は連続血液分離装置(CELLTRI—FUGE:AMINCO社製U.S.A.)にて白血球分画の除去(leukapheresis)を行ない,いったん寛解をみたが,再び増悪して妊娠38週に胎内死亡をきたし,死産後に化学療法剤を投与するも1ヵ月後に急性転化により死亡した1例を経験したので,その臨床経過,病態,および治療法について報告する。

学会報告

第9回世界不妊症学会に参加して

著者: 須藤寛人

ページ範囲:P.372 - P.373

 東京大会(1971),ブエノスアイレス大会(1974)についで第9回世界不妊症学会会議は本年4月12日より5日間,アメリカのマイアミビーチで開催された。今回は第33回アメリカ不妊学会(American Fertility Society)もかねたので,すべての面でアメリカ色の濃い学会になったという感じを受けた。大会中の2〜3のトピックと私の感想を記させていただく。
 避妊ワクチンの現状 WHOは世界の人口増加問題を真剣にとりあげ,経口避妊薬以上の秀れた避妊薬の開発に対して,多大の研究費を出して久しい。水ぼうそうの予防接種と同じように,1回の注射で数年間の確実な避妊が副作用なく行なえるとしたら,それは人類の一つの夢の実現であろう。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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