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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻4号

1977年04月発行

疾患の病態と治療 病態管理の進歩

不妊症—主としてCuldoscopyについて

著者: 岩城章1 柴田直秀1 西田修二1

所属機関: 1東邦大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.311 - P.316

文献概要

 医学の長足な進歩ということばは10年前にも20年前にも使われており,文字どおり日進月歩を示した分野もあるが,遅々とした進歩しかみられない領域もある。不妊症領域で進歩の著しい点といえば,Radioimmunoassayによって血中微量ホルモンの測定が可能になったことと,効果の良い排卵誘発剤が開発されたことであろう。
 さて女子不妊症の病態管理の進歩というテーマではあるが,「病態管理」なることば自身があまり膾灸した語ではない。ある疾患の病因論,検査,診断および治療などのどれもが病理的状態の改善を目的としている。すなわち病態管理であるとここでは解釈した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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