文献詳細
疾患の病態と治療 日常診療の再検討
文献概要
子宮腟部びらんの治療に対する低温の利用(クライオサージェリー)は,古くより行なわれて来たが,一般的方法として普及したのは,最近10年来のことである。われわれは,昭和46年より,子宮腟部びらんの治療にクライオサージェリーを応用し,現在まで種々の臨床結果を発表してきた。今回は日常診療の再検討というテーマであるので,クライオサージェリーを行なう際に,特に注意したい問題点を中心に解説してみたい。
掲載誌情報