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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科31巻5号

1977年05月発行

文献概要

疾患の病態と治療 日常診療の再検討

排卵誘発剤—使用上の注意

著者: 津端捷夫1

所属機関: 1日本大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.421 - P.425

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 近年,排卵誘発法の進歩は目覚ましく,従来では挙児を断念せねばならぬような重症無排卵婦人においてさえ,妊娠に対し少なからず希望がもたらされるに至った。しかし一方,排卵誘発剤が強力であればあるほど,過剰排卵さらには重篤な卵巣過剰刺激症候群等の副作用の発現頻度も高い。したがって,これらの副作用を防止するうえでは,適応症の選択,投与方法および投与量の決定を慎重に行なうと同時に,副作用発現時の対策についても熟知せねばならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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